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逮捕の夢大陸社長、生保勤務時も架空投資話福岡市の投資コンサルタント会社「夢大陸」が架空の投資話で資金をだまし取ったとされる事件で、福岡県警に詐欺容疑で逮捕された社長の原千春容疑者(55)が、「生命保険会社で勤務していた10年前に架空の投資を顧客に持ちかけ、穴埋めに約1億円の負債を抱えた」と供述していることがわかった。県警は、原容疑者がこの負債を返済するために、多額の架空投資詐欺を繰り返すようになったとみて調べている。 捜査関係者などによると、原容疑者は大手生命保険会社の保険外交員だった約10年前、顧客に架空の金融商品を購入するよう勧め、約1億円を投資させた。夢大陸で行った今回の手口と同様、実際には集めた資金を運用していなかった。不審に思った顧客からのクレームで発覚し、投資金は分割で返済することを約束したという。 原容疑者はこの負債を返済するため、生保会社を退職後も別の顧客に架空の投資を勧め、金を集めていたと供述。当初、夢大陸とは別の会社名を使って営業していたが、顧客とのトラブルから社名を使えなくなり、2005年頃からすでに設立していた夢大陸の業務として金融商品を取り扱うようになったという。05年より前の集金総額は、約4億円に上るとみられている。生命保険会社は、1998年に施行された金融システム改革法で一部の金融商品を取り扱えるようになっており、原容疑者はこの制度の知識を悪用したらしい。 原容疑者は県警の調べに対し、「詐欺自体は自分がやったこと。(逮捕された)ほかの3人は顧客を勧誘したが、詐欺の認識はなかった」と供述しているという。 県警は原容疑者らが05年以降に約67億円を集め、うち8億円を高級ブランド品の衣類、宝飾品の購入や、高級マンションの家賃、リゾート地への旅行代金など私的に流用したとみている。 (2011年1月18日 読売新聞)
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