架空投資話で顧客から現金詐取 福岡市の投資コンサルタント会社社長の女ら4人逮捕
架空の投資話で顧客の金をだまし取ったとして、福岡市の投資コンサルタント会社の社長の女ら4人が15日、詐欺の疑いで逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市の投資コンサルタント会社「夢大陸」の社長・原 千春容疑者(55)、元取締役・岩田賢二容疑者(57)ら4人。
警察によると、原容疑者らは、「外国の国債などをあっせんする」とうそをつき、2009年から2010年にかけて、福岡県内の男女3人から現金6,800万円余りをだまし取った疑いが持たれている。
逮捕前の13日、原 千春容疑者は「(集めた金はどうされたんですか?)集めたお金ってね、あのね、あなたたちは真実を知らないからです。(違法性の認識は?)それは、あなたに言う義務はありません」と話していた。
原容疑者は、「だまし取ったことは間違いありません」と容疑を認めている。
原容疑者は、運営していたFMラジオ局で「六本木の巫女(みこ)」と名乗り、「経済が破たんする」などと不安をあおって、投資を募っていたという。
警察は、400人余りからおよそ67億円をだまし取ったとみて、全容の解明を進める方針。
(01/16 00:29 テレビ西日本)