【ロンドン＝松崎雄典】欧州携帯電話機大手の英ソニー・エリクソンが20日発表した2010年12月期の最終損益は９千万ユーロ（約99億円）の黒字（前の期は８億3600万ユーロの赤字）と３期ぶりに黒字化した。スマートフォン（高機能携帯電話）へのシフトや、世界で４千人を減らすなどのコスト削減が寄与した。
売上高は前の期に比べ７％減の62億9400万ユーロ。世界販売台数は4310万台と同25％減ったが、価格の高いスマートフォンの比率が高まり、単価は146ユーロと同23％上昇した。昨春発売の米グーグルの基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を搭載したスマートフォン「エクスペリア」の販売台数は900万台超となった。
同社による2010年の推定市場シェアは台数ベースで４％、金額ベースで６％。11年はエクスペリアの新機種などアンドロイド搭載のスマートフォンを投入する。引き続き金額ベースのシェア拡大に重点を置く。
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| 日経平均(円) | 10,437.31 | -119.79 | 20日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 11,825.29 | -12.64 | 19日 16:30 |
| 英FTSE100 | 5,892.45 | -84.25 | 20日 11:55 |
| ドル/円 | 82.19 - .22 | +0.14円安 | 20日 20:50 |
| ユーロ/円 | 110.92 - .96 | +0.28円安 | 20日 20:49 |
| 長期金利(%) | 1.200 | -0.060 | 20日 15:50 |
| NY原油(ドル) | 90.86 | -0.52 | 19日 終値 |
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