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ITトレンド

ふたりの「龍」のデジタル語録

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2011/1/20 7:00
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 一方の村上氏。もともと紙メディアの枠にとどまらず、幅広い領域で作品を生み出し発表してきた。昨年夏、長編小説「歌うクジラ」を出版社の手を借りずに電子化し、昨年11月にはITベンチャー、グリオ(東京・世田谷)と共同で電子書籍会社、G2010(ジーニーゼロイチゼロ、東京・世田谷)を立ち上げた。自身の過去の作品などを順次、電子化していく。例えば、芥川賞をとったデビュー作「限りなく透明に近いブルー」(76年)の電子版は、執筆当時の手書き原稿を「付録」につけ、春ごろまでに配信を始める予定だ。

■大量生産時代の終わり

作家の村上龍氏

作家の村上龍氏

 「結局、20世紀っていうのは大量の複製を作って、大量に配布、販売するシステムの時代だった。書籍にしても音楽にしても。複製する資本や技術を持っているのは出版社やレコード会社などだったが、デジタルの世界になると、インターネットも使いながら個人がコピーできるようになる」(村上氏)

 「昔だったらメジャー(大手レコード会社)と契約しないとレコードの大量生産すらできなかった。大きな門、高い門があったわけです。その門に入れるかどうかで、自分の音楽を世の中に伝えられるかどうかが決まった。その時代から比べると、ハードルはものすごく低いわけです。誰でも気軽に自分の音楽なり創作物をみんなが楽しめるように(ネット上に)置いておけるというのはすばらしいこと。完全に民主化されたっていうことです」(坂本氏)

 それぞれキャリアは30年を超すが、かつてない変化のただ中にあるとの認識は強い。著作物の違法コピーや「コンテンツはタダ」という“ネットの常識”など懸念材料はあるものの、作品を人々に届ける強力な道具が生まれたことを両氏とも前向きにとらえている。

■ファンとのつながり

 「(ライブ音源のネット配信は)会場に来た人も家に帰ってから記念として買えるし、来なかった人も会場の雰囲気を楽しめるのでやっています。ライブですから僕が演奏を間違えたりする。それも愛嬌(あいきょう)のうちということで出しちゃってます。もしかしたらファンとしてはそれも楽しいのかもしれない。『あいつ間違えてる』とほくそ笑むっていうのもあるでしょうね」(坂本氏)

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村上龍、坂本龍一、ビジネスモデル、ネット配信、リッチコンテンツ、ソーシャルメディア、グリオ、電子書籍、IT革命

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