<シリーズ グローバル化する食>続・食いしん坊がゆく! 汗と涙と養殖エビ (再) |
「安くて便利な」食品に慣れ親しんだイギリスの若者6人が、アジアの生産現場を体験するシリーズの続編。 今回 彼らが連れて行かれたのは海ではなく、インドネシアのジャングル。現地の作業員たちと同様、水道もベッドもないバラック小屋で寝泊まりし、エビの養殖池に腰まで浸かってひたすら泥をかき出す重労働を命じられる。慣れない作業にメンバーは四苦八苦しながらも頑張るが、監督は彼らの仕事ぶりが遅いと不満の様子。若者たちは養殖池の維持にどれほどの労力がかかっているかを実感する。 次に6人はエビの水揚げと出荷作業で充実感を味わうが、それも束の間、次の日の早朝にはエビを工場へと運ぶ。そして自分たちの重労働に対して支払われる金額が、いかに少ないかを知る。さらに彼らは工場でエビの皮をむく仕事を8時間続けることに。3秒に1尾むき、エビが少しでも傷んではいけない。それがイギリスの消費者の要求だからだ。あまりの厳しい指導に彼らは人間らしい扱いを受けていないと激怒するが、それこそが消費国が彼らに要求していることだと痛感する。 ----------------------------------------------------------------- ※この番組は2011年1月14日(金)18:00 〜2011年1月28日(金)まで、 NHKオンデマンド見逃し番組(有料)でご覧いただけます。 視聴お申し込みの手続き期限は、1月27日(木)までです。 詳しくはこちら <<< ----------------------------------------------------------------- 原題: Blood Sweat & Takeaways Ep2 制作: Rocochet (BBC) 配給Outright (イギリス 2009年) |