マラソンとヨットで世界一周を目指す「アースマラソン」に挑戦中のタレント・間寛平(61)が4日の日本上陸(福岡)から16日目となる19日、兵庫県神戸市に突入し、ゴールまであと56キロに迫った。寛平はこの日、兵庫県加古川市内で行われた同マラソン関連イベントに参加。地元・関西への凱旋とあって、会場となったスーパーの駐車場には1500人以上が殺到し、寛平が一言話すたびに「大好き〜!!」などと歓声が上がった。21日に大阪城野外音楽堂にゴールする。
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寛平はこの日朝4時半ごろに兵庫県姫路市をスタート。44キロを走破し、神戸市内に入った。所要時間は7時間59分。総移動距離は4万984キロ。ゴールまであと2日に迫った。
マラソンを終えて休む間もないままのイベント会場入りとなったが、寒空の下待ち続けたファンを前にすると「地球一周してこられたのは皆さんのおかげです!!僕一人では絶対にできなかった。21日、必ずゴールするぞ!!」と力強い雄たけびをあげた。
会場となったスーパーマーケット「マルアイ木村店」には一目寛平を見ようと、午後4時のイベント開始数時間前からファンが詰め掛け、普段はスムーズに流れる周囲の道路も大渋滞となった。
寛平はイベント中も、常に「後ろの方、声聞こえてる?」「ナンボでも、携帯で写真撮ってな」と満面の笑みでファンサービス。観客からは「寛平ちゃん、大好き」などと温かい声援が途切れることなく続いた。
ノリのいいファンからは「寛平ちゃん、“アメマ”って、どんなギャグやったっけ?」とギャグを振られる場面も。寛平は「も〜、知ってるくせにぃ。ア〜メマ!!」と全力で応えると、ひときわ大きな拍手がわき起こった。
これまで1日に50〜60キロを走り続け、早い時には5日でシューズの底に穴が開くこともある過酷な行程だった。しかし、自宅がある宝塚市とは目と鼻の先にまで近づき、地元に戻ってきたことに感無量。
「岡山を越えて、阪神タイガースの帽子をかぶってる人が増えてきたら声援が『寛平、頑張りや!!』と呼び捨てになった。地元に帰ってきたんやなと思いました」としっかりと喜びをかみしめていた。
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