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直進ワゴン車に左前面衝突か=重体の男児死亡−池転落事故、死者7人に・福岡県警

直進ワゴン車に左前面衝突か=重体の男児死亡−池転落事故、死者7人に・福岡県警

 福岡県太宰府市の県道交差点で24日深夜、乗用車と衝突したワゴン車が池に転落した事故で、乗用車の左前面が激しく破損していることが25日、県警筑紫野署への取材で分かった。左前面がワゴン車にぶつかった後、ワゴン車が池に転落した可能性があり、同署はワゴン車の生存者3人から事情を聴く一方、周辺店舗の防犯ビデオ映像を分析するなどし、事故原因の特定を進める。
 また、死亡した山本翔さん(18)の息子で、一緒にワゴン車に乗り重体だった生後6カ月の悠斗ちゃんが同日夜、搬送先の病院で死亡した。事故の死者は7人となった。
 同署などによると、ワゴン車は県道を福岡市方向に直進していた。交差点の車道から歩道にかけ、タイヤ痕が池の方向に真っすぐ数メートル残っており、ワゴン車のものとみられる。
 ワゴン車は防護柵をなぎ倒して池に転落したため、車体が大きく変形。一方、乗用車は左側を中心に前面が壊れていたが、他に目立った破損はなかった。救出された3人からはアルコール類は検出されていないという。(2010/12/25-20:37)

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