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水濁り、ほとんど見えず=レスキュー隊員、交代で捜索−福岡ワゴン車水没

水濁り、ほとんど見えず=レスキュー隊員、交代で捜索−福岡ワゴン車水没

 福岡県太宰府市でワゴン車が池に転落した事故で、筑紫野太宰府消防本部に119番が入ったのは24日午後11時41分。「池に車が落ちている」。救助隊員が数分後に現場に到着した時には、9人が乗ったワゴン車は既に水没していた。
 同本部によると、3人は自力で脱出。乗用車を運転していた秦智之さん(26)は池に飛び込んだ後だったという。
 ワゴン車は水の中でほぼ直立し、水面から60〜70センチ沈んだ状態。レスキュー隊員らは33人態勢で、5〜6人ずつ交代で潜り捜索に当たった。水深は約2.5メートル、水温は5度。
 しかし水が濁っており「水中はほとんど見えない状況」(現場で指揮をした救助隊員)。救助用車両のクレーンを使い、ワゴン車を途中まで引き揚げた。(2010/12/25-12:38)

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