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「明るく頑張り屋さん」=親族や友人駆け付ける−井手さんら、同じ県立高の3人

「明るく頑張り屋さん」=親族や友人駆け付ける−井手さんら、同じ県立高の3人

 福岡県太宰府市で24日深夜、池に転落したワゴン車に乗っていて死亡した石原瞳さん(18)、井手綾美さん(17)、末吉泰子さん(18)の3人は、いずれも福岡県立八女農業高校の3年生だった。
 八女市の井手さんの自宅には25日午前、雪が舞う中、親族や友人が集まり、すすり泣く声が聞かれた。
 親族の女性によると、井手さんは「明るく優しくて頑張り屋さん」。次女で祖父母と両親、姉と弟の7人家族。山間部にある自宅から八女市中心部の高校まで原付きバイクで何十分もかけて通っていた。親族の男性は「高校に入って運転免許を取るまでは自転車で通っていた。1時間以上かかったのでは」と話す。生協でレジ打ちのアルバイトもしていたという。
 親族が時々、家の外に出て携帯電話で連絡を取る中、高校の友人らも駆け付けた。「優しくて明るい子でした」とうつむいて泣きながら話す男子生徒もいた。(2010/12/25-13:34)

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