乾、カーブ覚える「投球のアクセントになるように」…日本ハム

新球としてカーブ習得を誓った乾

　日本ハムのドラフト３位・乾真大投手（２２）＝東洋大＝が１８日、プロで戦うためのテーマとして「緩急」を掲げた。大学時代は１試合で数球しか投げることのなかった、カーブの多用を明言。ブルペンでも積極的に変化球を投げ込んだ。

　投球の幅を広げるための選択だ。「投球のアクセントになるように覚えたい」とキッパリ。直球と同じ腕の振りから繰り出すのが理想で、「カーブでカウントが取りたい」と高い制球力も同時に求めていく。

　目指す存在がいる。大学時代、同じ左腕の武田勝投手（３２）の投球を球場で観戦し「レベルが高すぎでした」と驚かされた。今後、緩急やコントロールなどを盗んでいくつもりだ。「自主トレ中に捕手を座らせて投げたい」。進化した投球を手に入れるため、全力を尽くす。