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■ 私の日ごろの活動や思ったことをお話します
 豊後大野市内に操業していただいている企業の本社を訪問し、雇用確保と操業維持に感謝を申し上げました。
 リーマンショック以降の厳しい経済状況の中で、必死に頑張っている企業に対して、市としても道路等の環境整備等の援助をさせていただいています。
 今年は念願の光ファイバーの敷設を実施しており、インフラの点での要望に応えることができることをお伝えしました。

 大分県東京事務所に西野所長をお尋ねし、市内の企業が生産している品目について製品をお渡しして、関係者へのPRをお願いしました。快くお引き受けいただき、感謝申し上げます。
 市内では異業種の農業参入も増えています。公共事業の削減で生き残りをかけて取り組んでいる事業者の応援に少しでもなれば、との思いでいます。

 大分県選出の国会議員を訪問し、鳥獣被害対策についての陳情をしました。
 具体的にはオオカミの再導入についての理解をいただくことを目的に、日本オオカミ協会の丸山直樹会長と朝倉裕理事に説明をお願いし、日本の被害の状況、およびアメリカのイエローストーン国立公園や、ドイツでのオオカミ導入の取り組みについての説明をいたしました。
 捕食者の頂点に君臨していたオオカミを再導入することを、政府は真剣に検討すべきだと考えます。
 このままの状態であと10年もすれば、生態系はさらに崩れ、その結果、人間社会への打撃は計り知れないものとなり、取り返しのつかない状況になるでしょう。
 豊後大野市は祖母・傾国定公園を抱え、原生林の面積は九州本土で最大を誇っています。まさに生物多様性のある地域であり、生物遺伝子の宝庫であります。
 この地から100年ほど前にオオカミがいなくなり、さらにはツキノワグマもいなくなりました。もっとも、私は友人たちの目撃情報から、ひょっとしたらツキノワグマはまだ生息しているのではとの期待をしているのですが、定かではありません。
 最後の個体の剥製は本市の緒方町にある歴史民俗資料館に展示されています。このツキノワグマの出自がどこかと言うことも、遺伝子検査での結果が新聞紙上で紹介されて、今、話題になっています。
 オオカミを放つなんてことは荒唐無稽な話だと一蹴するのは簡単ですが、この取り組みは、解決すべき課題は多くあるにしても、実現可能だと思っています。
 そのためには、政府をはじめ、多くの自治体関係者および住民の方々の理解が必要であります。
 科学的また生態学的議論をぜひ重ねて欲しいと思っています。
平成22年10月19日
■ 問い合わせ先
豊後大野市役所総務部総務課秘書広報班
 TEL 0974−22−1001 (内線2015)

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