１時間半に３０件！佑問い合わせに専属電話番…日本ハム

ファンの声援を背に移動する斎藤

　鎌ケ谷の日本ハム２軍球場事務室に１８日、“佑ちゃんオペレーター”が誕生した。ファン２５００人を動員した１２日の自主トレ初日以来、斎藤についての問い合わせが殺到。あまりの頻度に、この日から専属の電話番としてアルバイトを１人雇った。空前のフィーバーに対応する前代未聞の措置だ。

　電話が鳴りやまない。事務室の定時である午前９時からの約８時間、“コールの嵐”が巻き起こる。「１時間半に３０件のペース。集中して仕事ができない」と球団関係者は、お手上げの様子。主な問い合わせは、「佑ちゃんは何時まで練習をしているんですか」「球場にはどうやって行けばいいですか」などシンプルなもの。ならばと急きょ、アルバイトの採用を決めたという。

　この日、斎藤はプロ初のブルペン入り。平日にもかかわらず、１８００人のファンが訪れた。室内練習場のブルペンに入ったため、“プロ初投球”は拝めなかったが、グラウンドに姿を現すと変わらぬ歓声が起こった。本来なら喜ぶべき選手の大人気ぶり。事務室のうれしい悲鳴が、やむことはなさそうだ。