【ソウル共同】19日付の韓国紙、朝鮮日報によると、射程300キロ以上の弾道ミサイル保有を制限している米国とのミサイルに関する覚書について、米韓両国が制限緩和に向けた改定協議を始めた。政府消息筋の話として伝えた。
改定協議について米側は否定的だったが、昨年末から変化を示し、水面下の交渉が開始されたという。背景には、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの開発を続けていることや、韓国内の世論への配慮があるとみられる。
韓国側からは、同国南部から北朝鮮全域をカバーできるよう射程を千キロにすべきとの意見が出ているという。