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2011年1月18日(火) 19:30 |
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大雪の蒜山でお年寄りに声かけ
先週末から今週にかけて大雪が降った岡山県北、観測史上最大となる137cmの積雪を17日記録した真庭市の蒜山地区では、地元の民生委員などが一人暮らしの高齢者の家を回って状況を確認したり、雪かきを手伝うなど地域で支え合いが行われています
まるで東北の豪雪地帯を思わせるような風景に変わった真庭市蒜山地区です。 先週末から今週頭にかけての大雪によって、17日観測開始以来最大となる積雪を記録しています。 17日は臨時休校となった八束小学校です。 18日から授業は再開されましたが、校庭はすっぽりと雪で覆われています。 子どもたちは、雪をかき分けて作ったトンネルを通り校舎に向かいました。 雪はようやく小康状態となりました。 それぞれの家では、屋根などに積もった雪を降ろす作業が本格化しています。 雪に覆われた集落の中を歩くのは、蒜山振興局の職員と地域の民生委員です。 向かったのは一人暮らしの高齢者の自宅です。 蒜山振興局管内では、一人暮らしの高齢者の世帯が190あります。 80歳を超えた高齢者にとっては、一人での雪かきは不可能です。 そのため駆けつけたのは地元の消防団。 積もった雪の上に登って雪かきを手伝います。 観測史上最大の積雪を記録した蒜山地区、厳しい寒さの中、感じたのは地域の中で支えあう暖かい人と人との繋がりでした。
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