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【プロ野球】佑ちゃん、初ブルペンで32球 OB岩本勉ソックリ!?2011年1月19日 紙面から 日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手(22)=早大=が18日、プロ入り後初のブルペンに入った。ドラフト3位の乾真大(東洋大)とともに、捕手を立たせて32球。明治神宮大会に出場した昨年11月以来、約2カ月ぶりとなる投球に、斎藤は「良い感じで放れました」と順調な調整ぶりを強調した。 自主トレ第2クール最終日。1800人の大観衆が詰め掛ける中、ついに斎藤が室内練習場内のマウンドに立った。直球のほか、カーブを6球、スライダー、チェンジアップもそれぞれ1球ずつ投げ込んだ。 カーブが引っ掛かり、駒居ブルペン捕手の右すねを直撃する場面もあったが、これはご愛嬌(あいきょう)。5〜6割程度の力で投げたという右腕は「変化球の投げ方を筋肉に覚えさせておきたかった」と納得の表情だった。 投球を受けた駒居ブルペン捕手は「(ボールが直撃したすねは)痛かったけど、最初なんでしゃあないす」と苦笑い。「球の回転は良いし、ドラフト1位というものは持っている。少し岩本(勉=野球解説者)さんに似てるかな」とこの日も練習を見守ったOBになぞらえた。 26日には梨田監督が再び新人合同自主トレを視察する。開幕1軍入りに向けたアピール方法を問われた斎藤は「普通通りやって、それを見てもらう。実力がなかったら、2軍でしっかり鍛え直す。特に格好つける必要はない」。自然体発言は自信の裏返し。マイペースで1軍の切符をつかむ。 (臼杵秀之) ▼岩本勉(いわもと・つとむ) 1971年5月11日生まれの39歳。阪南大高からドラフト2位で90年に日本ハムに入団した右腕投手。98年にオールスター初出場した。2005年まで実働13年で通算63勝79敗3セーブ、防御率4・44。入団当初は背番号20だったが、96年からは18をつけた。現在野球解説のほかNHKテレビ「ふるさと一番」などでリポーターも務める。 【主な大物新人の初ブルペン】 ▼1990年野茂英雄(近鉄) サイパン1次キャンプ(2月6日)で34球の投球。「速い、重い、回転がいい」と仰木監督は絶賛。捕手には球団OBの梨田氏、打席には掛布氏と2人の大物先輩を相手に少しも動じず、伸びのいい速球を投げ込む。 ▼98年川上憲伸(中日) 卒業試験のため、遅れて合流した沖縄キャンプ初日(2月6日)に遠投の予定を変更し、急きょブルペン入り。捕手を立たせて30球投げた。同じ組で投げた山本昌は「球が速いからやりにくい」と苦笑い。 ▼99年松坂大輔(西武) 高知・春野キャンプ3日目(2月3日)に捕手を立たせて91球。東尾監督の前で140キロを超す速球を披露。 ▼2005年ダルビッシュ有(日本ハム) 右ひざ関節炎のため沖縄・東風平の2軍キャンプで調整中の2月15日に、捕手を立たせたまま20球。 ▼07年田中将大(楽天) 1月15日、フルスタ宮城での新人合同自主トレで捕手を立たせたまま37球。「七分ぐらいの力で投げた。バランスよく投げられた」と納得顔。 ▼10年菊池雄星(西武) 新人合同自主トレ第2クール2日目の1月15日、室内練習場で、捕手を立たせて直球だけで19球。田原ブルペン捕手は「松坂よりもスピンがきれい」と太鼓判。 PR情報
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