名古屋市の路上で男性が刺され死亡

　１９日午前０時４０分ごろ、名古屋市中区栄４丁目の路上で、「木刀を持った男たち４、５人がけんかをしている」と１１０番があった。愛知県警中署員が駆け付けると、男性が路上で血を流して倒れており、周辺を調べると、別の男性が首付近から血を流して倒れていた。

　首付近から血を流していた男性は約１時間半後に死亡、もう１人は頭にけがをしており、重傷とみられる。同署は殺人事件とみて捜査している。

　同署の調べでは、死亡した男性は２５～３０歳で、首付近に刃物で刺されたような傷があった。死因は失血死だった。２人の身元を調べるとともに、逃げた男らがいるとみて捜査している。

　現場は名古屋市の中心部・栄の一角で、飲食店やオフィスビルが立ち並んでいる。（共同）

　［2011年1月19日7時6分］