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【芸能・社会】ひばり23回忌記念トレジャーズ 19日発売前に予約だけで3000部2011年1月19日 紙面から
昭和史に大きな足跡を残した不世出の歌手、美空ひばりさんの23回忌(6月24日)を前に、初公開の墨絵や超レアアイテムのレプリカなどさまざまなお宝を収録した「美空ひばりトレジャーズ」に、3000冊以上の予約注文が入っていることが18日、分かった。19日、全国のCDショップの店頭に並ぶが、定価1万3800円の高額にもかかわらず、限定1万部の売り切れは時間の問題。今なお愛され続けるひばりさんは、不況知らずの女王ぶりだ。 「トレジャーブック」は、ひばりさんの23回忌のメモリアルと発売元の日本コロムビアの創立100周年を記念して企画された。A4型のハードケース入りで厚さ3・9センチ、重さ2・2キロというまさに重みのある一冊。 中には、ひばりさんの生涯をたどる69話からなる半生記、未公開を含む133枚の写真を散りばめた特大の本に、墨絵や女性歌手で初めて歌舞伎座公演をした時のパンフレット、海外公演のためにとったビザなど48点のレプリカが封入されている。 さらに全30曲入りCD2枚も付く。中には、1978年に録音された「月の沙漠」の未発表音源もある。録音台帳の記録から偶然発見されたもので、運良くマルチテープが残っていた。何らかの理由で発売されなかったが、今回初めて商品化された。また、60年に後援会のためにソノシート型年賀状に収録したひばりさんの新年のあいさつも初めてCDに収録された。 ほかに、「川の流れのように」の作詞家・秋元康さん、「みだれ髪」などの作曲家・船村徹さんら5人の特別インタビューもある。ひばりファンには、まさに永久保存版のお宝になりそうだ。 ◆息子に送った最後の手紙ひばりさんの息子で、ひばりプロの加藤和也社長にあてた手紙も今回複製が封入された。「あの手紙は母が亡くなる1カ月前の母の日に私が病院に花を送った後に母から届いた最後の手紙です。私が何を言おうと、最後まで『歌を辞める時が私の死ぬ時だ』と言っていた母でしたが、最後の最後に『二人で何もなくても生きていくのも悪くない』と、いった内容の短い手紙をくれたことで、私はどんなにかうれしく、そして悲しかったかを思い出します。私にとって世界で一番大切な手紙です」(加藤社長) ◇ 今年は、ひばりさんの23回忌を飾るイベントが続々開催される。現在決まっているのは、次の通り。 ▼バー&ギャラリー「おしどり〜HIBARI Memorial〜」(仮題) 東京・新丸ビル7階のスペース「ROCK AROUND THE CLOCK」で29日から2月27日までバーを特設。ひばりメロディーだけが流れ、壁には、ポスターやポートレートなど。 ▼“HIBARI 7DAYS”フィルム、トーク&ライブ 2月18−27日、東京・世田谷パブリックシアターで、日替わりメニューで映像や多彩なゲストが生歌を披露したりする。 ▼京都嵐山・美空ひばり座3周年 4月26日 ▼第74回美空ひばり生誕祭 5月29日、東京・日比谷公会堂 ▼不死鳥23回忌追悼メモリアル“美空ひばり夢の世界展”(仮題) 6月8−20日、東京・日本橋三越 PR情報
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