進光丸 (徳山〜竹田津) 【スオーナダフェリー株式会社】 評価:★ |
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謎の1等室がある船? | |||||||||||||||||
進光丸(徳山港) |
国東半島にある竹田津港と徳山港を結ぶ航路で、かつては九州と中国地方を結ぶバイパス的な役割で、時間的にも費用的にもメリットがあり、賑わったようだが、最近は高速道路網の充実と料金値下げによって苦戦しているようだ。昭和47年の就航との事で。40年近く前のフェリーがいまだに現役で頑張っている。本船には1等船室が設置されている。 昭和47年就航。総トン数1200トン。 (利用時期:平成22年8月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||||||
船内には接客要員はおらず、客室以外の設備はほとんどない。
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||||
古い割にはよく清掃されているとは思うが、お世辞にも船内は快適とは言えず、船旅を楽しむために乗るというのはやや厳しい感じがする。近隣の同じような航海時間のフェリーと比較しても船内設備の乏しさは否定できない。 高速道路との競争が厳しいのか、日曜日深夜の便が今年5月から運休となっている。 数ヶ月前に別府の観光地の案内所で乗用車1000円引きの割引券を見かけたのだが、今もあるのか不明? 「ニューくにさき」には設置されていない1等室が本船には設置されているが、配船が固定されていないので、どちらの船が来るかもわからず、またせっかく1等を購入しても物好きが2組いたとしたら狭い部屋で相部屋となってかなり気まずい思いをすると思う。いっその事1等を廃止してドアを撤去して2等に開放するか、もしくは1室数千円程度の部屋売りとして販売してはどうかと感じた。 広島〜大分間の高速バス「別府ゆけむり号」がバスごとフェリーに乗りこむ珍しい航路。ただし、ドック中はフェリーを利用せずに陸路迂回となる。しかし時間的にあまり大差がなく、この航路の競争力の厳しさを示しているように感じた。 徒歩客の姿は少ない場合が多いようだが、それでもわざわざ旅客用のタラップをかけてくれていた。こういうフェリーは車両甲板から歩いて乗下船するのが相場なのだが、旅客の安全を考慮した気配りに好感。 |
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更新履歴 | |||||||||||||||||
H22.08.31 新規掲載 | |||||||||||||||||
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