ニューくにさき (徳山〜竹田津) 【スオーナダフェリー株式会社】 評価:★ |
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近い!中国〜九州のバイパス航路 | |||||||||||||||||
ニューくにさき (竹田津港) |
山口県周南市(旧徳山市)と大分県の国東半島にある竹田津港を結ぶ航路。徒歩ではなかなか利用しにくい航路なのだが、車の場合、大分県側の道路事情がイマイチではあるが、陸路を使うよりかなりの近道になるので利用価値は高いそうだ。船内は古く、何も設備はないので、乗り物と割り切って利用するものとして期待しない方が良い。近年、広島と別府を結ぶ高速バスが本航路への乗船を開始した。 平成6年就航。総トン数700トン。 (利用時期:平成19年6月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||||||
運賃表には1等の記載があるのだが、本船の船室は2等のみとなる。
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||||
竹田津側のアクセスが、車でないと厳しい面があり、乗客はほとんどが車利用なのだが、どちらの港にもわざわざ旅客用タラップが用意されており、車両甲板を歩くことなく安全に乗下船できる。(JR宇佐駅からのバスが寄るのだが、イマイチ接続が良くない。)一方、徳山港は新幹線の駅の目の前と徒歩でのアクセスも良好。 広島と別府を結ぶ高速バス「ゆけむり号」(1日2往復)がこの航路を利用している。このバスを使えば不便な竹田津港へも便利にアクセスできる。ただ、このバスを利用した場合、フェリーへの乗下船は全てバスに乗ったままとなり、乗船時は車両甲板から客室へ移動、下船は車両甲板から乗車となる。船体や船内の撮影をしたいヲタには不向き。 船内には接客要因は居らず、自動販売機のみの営業となるのだが、港の窓口にはその旨の掲示があり、また港の売店では弁当などの販売を行っていた。船内設備や営業は皆無に等しいが、航路事情を考えれば止む無しかと思う。 瀬戸内海ではあるのだが、周防灘の一番広い場所を横断するような航路なので、景色はさほど期待できない。広い水域なので波が高くなる場合もあるせいか、他の瀬戸内でよく見かける開口部の多いフェリーとは外観が異なり、車両甲板が密閉されている普通の船型となる。 僚船「進光丸」との配船は毎日入れ替わる。航路事情、船の設備的にも大差はなく、船を選んで乗船する客は皆無と考えられる。ヲタとしては配船がわからないのは辛いが、この会社ではやむを得ないと思う。電話で配船を聞いたら多分、怪訝な顔をされると思う。 |
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