第二しょうどしま丸 (高松〜土庄)
 【小豆島急行フェリー株式会社】
 評価:★
オリーブの島へ、オリーブライン


          第二しょうどしま丸(高松港)
高松と小豆島の玄関、土庄港を結ぶフェリー。利用する時期や時間帯にもよるのだろうが、地域の交通機関としての色が濃く、通勤通学や出張者の利用が目立った。わずか1時間の航海なのだが、船内には売店とうどんの営業があるのは嬉しいサービス。同航路には高速船も就航している。

平成15年就航。総トン数994トン。
(利用時期:平成21年5月)
 Cabin&Public Space〜船内は快適か?
等級・施設名  設備・感想など
客 室 ・椅子席がメイン。窓側はテーブル付きのボックス席。
・あまり大きくはないが船尾側にはカーペット敷きの和室もある。
売 店 ・女性の従業員が2人乗務しており、売店営業を行っていた。
・高松の船らしく、うどんの営業があり、乗船直後は乗客で賑わっていた。麺は冷凍ではない。
・うどん(きつね又は天ぷら)400円、おにぎり300円、弁当500円、パン120円、缶ビール320円など。
自販機 ・ジュースのみで120円。
公衆電話 ・公衆電話の設備なし。
給湯・冷水 ・給湯器、冷水器の設備なし。
トイレ ・洋式のみ。
分煙の状況 ・室内の喫煙コーナーのみに制限。
※他に、ゲームコーナーという程のものではないが、ゲーム機が2台あった。
客室(椅子席) 客室(座席) 売 店
 Infomation〜船内案内・感想など
地域の交通機関としての色が濃く、電車やバスのような感覚で利用されているようだ。出港時刻ギリギリまでお客さんが駆け込みで乗船してくる。売店のうどん販売も好評なようで地元の人達で賑わっていたのが印象的。船内での食事の販売は全国的に採算が取れずに縮小傾向なのだが、高松周辺ではうどんの販売を行う船が多い。地元の人に支持されて営業を続けているというのはすごい事だと思う。

瀬戸内の小型フェリーでは珍しい事ではないが、時刻表が1分単位で設定されている部分もあり驚いた。所要時間は約60分との事だが、便によっては岸壁使用の都合でやや余分にかかる便があるようだ。

大阪又は神戸から高松までの高速バス(フットバス)とフェリー乗船券がセットになった企画切符を販売している。なんばから片道4000円で、往復や2回ならさらにお得になる。(定価はフットバス3800円、フェリー670円) フェリー券は他の小豆島航路のフェリーや追加料金を払えば深夜便以外の高速船にも使えるので便利。

高松周辺の短距離フェリーは、今後も機会を見つけて利用してみたいと思う。(今までは乗船しても調査や撮影はしていなかった。)
   船 室 構 成 合 計
2  等  椅子席248名 座席52名 甲板旅客130名 430名
 更新履歴
H21.06.01 新規掲載

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