フェリーかつらぎ・フェリーつるぎ (和歌山〜徳島) 【南海フェリー株式会社】 評価:★ |
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鉄道連絡船の雰囲気を残す航路 | |||||||||||||||
フェリーつるぎ(徳島港) |
南海フェリーが和歌山と徳島を結ぶ航路。以前は四国側の港は小松島だったが、関西汽船などが運航していた阪神〜徳島航路が明石海峡大橋の開通によって廃止された後、徳島発着に変わった。以前は同区間に高速船も就航していたのだが、関西への旅客輸送については完全に高速バスに取られてしまい、かつてのような賑わいは見られなくなった。 平成9〜11年就航。総トン数2100トン。 (利用時期:平成20年5月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||||
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||
(NEW)燃料費の高騰と他交通機関との競合により、「フェリーくまの」を減船して減便したうえ、深夜の便をトラックが少なくなる週末休航としている。 かつては和歌山港駅では南海電車と四国連絡の乗客で賑わったのだが、現在では関西〜徳島間では高速バスが圧倒的に強いので、乗り換え客も少なくなり寂しくなった。高速バスのほうが、圧倒的に早くて乗り換えなし。これでは勝てません。(南海も安い往復券を発売しているが・・・)駅から船への長い通路がかつての国鉄連絡船の雰囲気を思い出させてくれる。 以前、予約なしで車で乗り場に行ったところ、乗船待ちの車が長蛇の列で積み残されてしまった。延々と待たされて次の便に乗ったが、係員の態度が窓口、駐車場、船内と会社全般に渡って「乗せてやる」という感じで横柄だった記憶があり、その後しばらくこの航路を利用しようという気を失せさせていた。(橋が架かる前は殿様商売だったようですから・・・) 乗船時間が2時間位と中途半端なのだが、2等が大部屋中心で、椅子やテーブルは売店前のわずかなスペースしかない。(デッキのベンチは別!)この程度の乗船時間ならもう少し椅子席やテーブル席が多いほうが良いかと思う。 HPやパンフレットでは本州側南海電車との接続については親切な案内があるが徳島側の公共交通機関アクセスについてはバスとあるだけで時刻表が掲載されていない。徳島側のバスは徳島市営となるが、時刻を一緒に掲載してくれると便利だと思うが。(徳島市営バスの駅前のターミナルにはフェリー時刻表あり) 乗船開始時刻は出港の15分位前と、かなり直前にならないと乗船させて貰えない。電車の接続時間はけっこうギリギリなので仕方ないのかも? |
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