中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

“佑ちゃんチケット”予約殺到 ハムの東京D主催シーズン席

2011年1月18日 紙面から

フィジカルトレーニングであわや転倒しそうになる斎藤=鎌ケ谷・ファイターズスタジアムで

写真

 日本ハムの東京ドームでの今季主催試合シーズンチケットに、ファンの申し込みが殺到していることが17日、分かった。ドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹投手(22)=早大=の入団効果と見られ、グラウンドレベルで見られる「ダイナミックシート」はキャンセル待ちの状態。連日、鎌ケ谷の自主トレにファンが大挙詰めかけているが、ここでもフィーバーだ。その斎藤は18日にプロ入り後初めてブルペン入りすると宣言した。

 連日とどまるところを知らない鎌ケ谷の佑ちゃんフィーバー。新人合同自主トレ第2クール2日目だったこの日も寒風が吹きすさぶ中、約1500人がスタンドに集結。「佑ちゃ〜ん」「かっこい〜い」などという声援が斎藤にかけられた。

 12日の新人合同自主トレ初日から、鎌ケ谷には5日間で計1万8700人もの観客がやってきた。生の斎藤が見たいとの思いが盛り上がりになっているようだが、このフィーバーは東京ドームも直撃していた。

 日本ハムは東京ドームでも、主催8試合のシーズンチケットを販売している。それを求めファンが殺到しているという。

 用意している席は4種類。グラウンドレベルにあるエキサイトシート最前列の「ダイナミックシート」(1席10万円)、「エキサイトシート」(同7万円)、スタンドにある「バックネットシート」(同5万円)、スタンドから一、三塁手が間近に見られる「ベースサイドシート」(同4万円)だ。「佑ちゃん効果で、例年に比べ120%の伸びを見せている」と球団関係者。昨年12月26日の販売開始から好調な出だして、ダイナミックシートは前年継続者があるためキャンセル待ちの状態。エキサイトシートは一塁側は完売、三塁側も残りわずかという。

 日本ハムの関東地区の事業所である鎌ケ谷スタジアムの正面売り場には「佑ちゃんが投げる試合を見たい」という要望が殺到しているという。鎌ケ谷にも2軍のシーズンシートはあるが、斎藤が1軍に行ったら佑ちゃんは見られない。1軍の本拠地・札幌は遠いが、東京ドームなら行きやすいというファンもいると見られる。そんな人たちにはもってこいのシートとなる。

 今年初めて東京ドームで主催するオリックス戦は開幕2カード目。佑ちゃんのデビュー戦となる可能性もあり、そんなことも購入意欲をかき立てる要因になっているかもしれない。

 「まだ申し込みを受け付けているし、知らない方に薦めたい」と球団関係者。鎌ケ谷にある球団の関東地区事業所=(電)047(446)7754=や球団のホームページで詳細を案内している。 (後藤慎一)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ