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今日のイチオシ芸能記事
山P彫刻ボディーに長谷川穂積びっくり
映画「あしたのジョー」完成報告舞台あいさつに白いドレスで登場した香里奈=東京国際フォーラム |
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人気グループ、NEWSの山下智久(24)が17日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで主演映画「あしたのジョー」(2月11日公開)の完成報告会見を共演の伊勢谷友介(34)、香里奈(26)、香川照之(45)らと行った。主人公、矢吹丈を演じるために撮影の1カ月間、世界ランカーと同じボクシングトレーニングを敢行し、筋肉に包まれた“彫刻ボディー”をゲット。先日、対談やミット打ちをしたWBC世界フェザー級王者の長谷川穂積も「すごい迫力」と山下のプロ根性に驚嘆した。
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リングが設置されたステージに、力石徹役の伊勢谷、丹下段平役の香川とともに登場した山下は、“ボクサー魂”がよみがえったのか、瞳をランランとさせた。
本物のジョーになるために、体重を62キロから53・5キロまで絞り、体脂肪率も5%にまでそぎ落とした。撮影の2カ月間続いたトレーニングは地獄そのもの。腹を踏みつけられながらの腹筋を200回など、指導したボクシングトレーナーの梅津正彦氏が「世界ランカーと同じメニュー」と断言するほど。山下は「腹筋するのがくせになっちゃって、やらないと気持ち悪くて帰れなかった」と“腹筋中毒”になったことを明かした。
そんな“山下ジョー”が勝ち得た鋼の彫刻ボディーは、2階級制覇の現役世界チャンピオンをも感心させた。先日、2人は番組の企画で対談。山下は長谷川を相手にミット打ちも行ったという。
長谷川はそのときの様子をブログにつづり「すごい迫力で本当に努力して練習したんだなと感じました。すごい緊張感で映画見て久々に熱くなった」と興奮。山下の体を見て「本当にトレーニングしたボクサーの体やね」と目を見張ったという。
だれもが知る国民的漫画の主人公を実写版で演じることへの重圧を感じていた。山下は「僕の器で国民的スターを全うできるか不安だった。でもジョーから“挑戦することが大事”と教えられた」と振り返った。原作者のちばてつや氏から「本物のジョーであり力石がいた」とビデオメッセージで絶賛されると顔もほころんだ。完成した作品には、山下の本物の汗がしみこんでいる。
(デイリースポーツ提供)