約束のチャンピオンベルトを手に少年院を訪れた長谷川穂積＝１８日午後、大阪府茨木市の浪速少年院（撮影・内田世紀）
ボクシングのＷＢＣ世界フェザー級王者の長谷川穂積が18日、大阪・浪速少年院で社会復帰を目指す約１００人の院生を前に講演した。昨年７月の初訪問の際に「次は必ずベルトを持って戻ってくる」と約束。11月に王座に就き、２度目の訪問が実現した。講演では、逆境に立ち向かい、自分自身に打ち勝つことの大切さを力説。院生相手にミット打ちも行った。「自分の話で少しでも勇気や力を与えることができれば。自分も次の試合へ向けて力をもらった」と長谷川。院生からは歌のプレゼントもあり、感激の面持ちだった。
(２０１１年１月１８日)
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