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22/7/14
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二本松アニマルポリス(動物の不妊去勢と尊厳死を考える会)は
健康体でも安楽死は必要だと提言します

健康体であっても悪い人が飼うと動物は病気になります。
動物人口過剰だからこそ苦痛死させられているので、
安楽死の必要性については、動物が健康かどうかの問題ではなく、
《愛情を持って飼える世帯数》と《動物人口》の比率の問題だと思います。
 健康体の安楽死を邪悪だと考えている個人・団体とは一切お付き合いしません。
健康体の安楽死を邪悪だと考えている獣医師についての情報をお寄せ下さい



《要 旨》

全国の苦痛死を行っている処分場から全頭、連れてきて、一匹も里親を探さずに、全頭、安楽死をしたとしても、現状よりは遥かに良い。苦痛死を避けられるだけでも改善だと思う。私は、動物を幸せにできなくても、苦痛死から免れさせるだけでも改善だと思う。苦痛死も安楽死も同じと言う人は投げやりではないのか。

また、不治の病で苦しんでいる動物を無理矢理、延命する団体が都内にあるそうだが、それは虐待にあたると思う。動物は痛覚と喜怒哀楽の感情を持っている。動物が感じる肉体的苦痛や精神的苦痛を無視して、ただ延命するだけの活動に嫌悪感を感じる。苦しんでいる動物を延命することは、苦しみを長引かせるだけ。

その団体は、単に里親探しの頭数を多くすることにこだわって、去勢避妊を受けさせない人へも渡しているそうだ。その団体のトップは一度、カウンセリングを受けたほうが良い。絶対に動物福祉に携わってはいけないタイプだ。


《キチガイなのか》
「最後まで飼えないのなら一切、保健所からレスキューしない」と偉そうに言う輩がいるので反論する。保健所からレスキューしてきて一週間しか飼えなくて安楽死したとする。それでも、保健所で苦痛死されるよりは遙かに良い。


《建前と本音を使い分ける愛護団体》
安楽死反対と宣伝しながら、実際は安楽死する団体もある。たぶん、無知な人たちから批判をされることに対して、反論するエネルギーも時間もないのだと思う。



《虚 言 癖》
当方のように、健康体の安楽死の必要性を説く者のことを、避妊去勢の代案として安楽死を勧めているかのように触れまわって、陥れようとしている輩がいる。
そうでもしないと、勝算がないだろう。

私は、他団体よりも、繁殖を犯罪視している。
パトロールで不妊去勢を受けさせない飼い主を探し出して啓発したり、当方へ去勢避妊を受けさせない飼い主を通報するようにとビラで呼びかけたり、通報があると往復葉書で啓発したり、調停に呼び出したり、新聞の産ませた飼い主が利用する里親探しコーナーは悪循環のもとであると指摘してコーナーをやめさせたり、ブリーダーをやめさせたりもしている。


《無慈悲な愛護活動》
悪い人を無理矢理、良い人だと見立てて動物を渡している団体もある。それでは解決にはならず悪循環となるだけだ。


《シェルター詐欺なのか、バカなのか》
多頭飼いで高齢の飼い主を探しだし、その飼い主が亡くなった時に、飼い主の息子・娘へ「絶対に保健所へ持って行ったり、安楽死するな。殺す気か」と脅しをかけ、飼育費として、毎月数万円を要求する輩が東京の板橋界隈に出没しているそうだ。
その手口は、会社へ電話したり、待ち伏せしたりして、人格否定をして、生かすべきだと強要し、金銭を要求するそうだ。

シェルター詐欺なのか愛護の気持ちからなのか現時点では判らない。
愛護精神ならば人への配慮に欠ける。このご時世に、親が残した動物の飼育費として毎月数万円を払える人は滅多にいない。


《愛護団体の矛盾》
愛護団体のサイトは『里親になってください』ばかりで『里親になりたいです』というのがない。つまり、愛護団体は善意で多頭を保護し、里親が見つからなくて困り果てている。にも拘わらず、『里親探しのしかたを教えます』と言っている。矛盾している。ポスターを貼ればよいとか、ネットで探せば良いとか、可愛い写真を載せれば良いという次元の話を愛護団体から聞かされて、感心する人はいない。

「頑張れば里親は必ず見つかりますから頑張って」と説かれて、感心する人もいない。じゃあ、見つかるまでの間、どこで保護してもらえるのかという問題にぶつかる。ちょっと考える人なら、うちの子に新しい飼い主がみつかったら、他の子には新しい飼い主がみつからないはず、と思う。

里親探しは椅子取りゲームと同じ。良い里親に恵まれる子がいる一方で、里親のみつからない子がいる。その子達は、ボランティアに多頭劣悪飼育で飼われるか、悪い人の手に渡るのかと想像する。多頭飼育の問題点や、悪い人へ渡されることを想像すると、生かすだけが愛護じゃないよと考える。もっと考える人なら、行政処分場で苦痛死されていく子達にも目を向ける。なので、愛護団体のHPを見て釈然としないものを感じるはず。



《健康体でも安楽死が必要な理由》
処分を減らす為に去勢避妊を徹底させる・里親探しをすべきだというのは子供でもわかるが、活動に携わっている人はごく僅か。その僅かの有志が不妊手術や里親探しを行っている間、時を同じくして、保健所へ持ち込む飼い主たちが後を絶たない。

現に当方が、不妊手術に奔走している間にも、他の地域では保健所へ持ち込む飼い主がいる。この現実から、処分ゼロを目指す人は多くても、処分ゼロを実現できた人はいないと解る。


今はもっと少ないが、仮に年40万匹として、過去2年では80万匹、過去3年間では120万匹が苦痛死処分された。その子達は、苦痛死で良かったのか?!
新しい飼い主がみつかりさえすれば、その飼い主に不幸にされても良いのか?

有志が助けた命は、全体の一部に過ぎない。有志がどうしたいかではなく、新しい飼い主が見つからずに苦痛死されている動物の立場から考えるべきだ。

なので、どうしても飼えなくなったら、動物人口過剰だという現状から目を背けずに、病院で、飼い主さんが優しく抱いて安楽死をしてもらうべきだ。動物人口過剰な現況下で、悪い人を無理矢理、良い人に仕立て上げて、動物を渡すのはやめてほしい。



《視野の狭い団体は、全頭、助けた気になっている》
有志が一匹を助けようと動いている間、時を同じくして、保健所で苦痛処分されている。そういう団体に問いたい。あなたがたは、苦痛死された動物をも同時に助けたのかと。現に、助けきれていないからこそ、苦しみながら処分されているのだ。


《どうしてそんなにトンチンカンなの?!》
あるNPOが「ウチの団体は去勢避妊を必ずしますから安楽死はしません」と。
当方は、産ませて安楽死しろと言っているのではないし、また言うはずもない。
去勢避妊は飼い主が守るべき最低限のマナーで、愛護団体の一員なら、自分の飼育動物に去勢避妊を受けさせるのは常識中の常識中の常識だ。


《生かすためには必要なのは物理的要素》
安全な場所の確保 左の4つは、
生かすための
必要最低条件
安定したエサの供給
毎日の世話
去勢避妊やワクチン、病気時の医療費
生かすには物理的要素が必要。「生かすべきだ!」と叫んだところで
生かせせるはずがない。


《当方は、全体を見て、苦痛死させられている命に、せめて安らかなる最期をという観点から考えている》
当ネットワークは(社)日本動物福祉協会阪神支部の活動が現状に即した最も正しい活動だと思う。同協会阪神支部は、苦痛死を慣行している保健所へ渡されるのを防ぐために、捨て身になって、飼い主から見捨てられた多くの命を引き取り、
●正しく飼える方への確実な譲渡。●去勢避妊の啓発、実践。 
●保 護 ●安楽死 ●メディアや行政等へのアクション 
その他にも正しい活動を精力的に行っているが、無知層とおかしな愛護団体から批判をされてきた。にも拘わらず、捨て身で正しい活動を永年、行ってきた。

その思想を受け継いだのがCCクロというボランティアグループだそうで、動物の立場に立った
本物の活動。
表面にはでてこないが、このような思想の個人・団体は全国に点在する。


一方、口は出すが、金も労力も出さない輩は「生かす」の意味を解っていない。
愚衆は「生かすべきだ」と叫んだだけで生かせると思っている。
おかしな愛護団体が、無知なマスコミを煽動し、間違った世論を作り上げた。
しかし、最近はその論理破綻ぶりに気づく人も多くなった。

現に、私が大々的に、健康体でも安楽死は必要だと公言しているにも拘わらず、
私を批判するマスコミはない。「全頭助けるべきだ」と叫んでいるあなたは、全頭助けるだけの物理的要素を整えましたか?!現に、あなたにできていないからこそ、毎日、処分されているのだ。


《因果関係を考えよう》
処分される原因を作っているのは誰なのかを考えるべきだ。処分数削減を目指すなら、あなたも今日から、『繁殖は犯罪だ』『産ませる人は殺す人』という広報や口コミでの啓発に尽力を。


《健康体でも悪い人が飼うと病気になる》
安楽死の必要性は、個体が健康か病気かの問題ではなく、良い飼い主がみつかるかどうかの問題。「正しく飼える世帯数」と「動物の数」の比率の問題。
健康体でも悪い人が飼うと病気になる。


《自分が苦しまないからといって誰かれ構わず渡すのは偽りの愛》
有志の中には、保健所からレスキューして去勢避妊の確約さえもとらず渡したり、悪い人へ平気で渡す人がいる。これは悪循環となる。

現に、執行猶予判決を受けた横浜の複数猫連続虐待犯人へ猫をホイホイと喜んで渡したのは、横浜の動物病院と千葉の愛護団体。愛護団体が健康体の安楽死を否定するとこうなる。人が動物を虐めるのは簡単でも、動物は人へ仕返しもできず、自力で脱出できないし、自活能力もない。人と動物の違いを理解してからでないと正しい活動はできない。
だから「人も動物も同じ!」と叫ばないで欲しい。



《「処分反対」と叫ぶ暇があるなら飼い主へアクションを》
「処分反対」「処分ゼロ」と叫んだところで、
手術啓発ができなければ処分は減らない。
逆に処分反対と叫ばなくても手術啓発ができれば処分は減る。


《処分反対!》というメッセージは、直接処分さえしなければ、産ませても構わないという観念を植え付ける危険性がある。
なので『産ませる人が殺す人』『他の生命体を勝手に繁殖して遊んでいるのは人間だけ、繁殖はダメ』というメッセージを社会へ植え付ける活動を。




《「産ませる気がないなら避妊去勢を」では、啓発効果はない》
行政は「産ませる気がないなら不妊去勢を」という文言を使いたがる。これは誰からも苦情を言われないように算段した文言で、不妊手術の啓発効果はない。処分数削減の妨害となるので公務員法違反。


《官民協同事業は、ていの良い市民団体潰し》
行政は、可能なことを不可能であると思い込ませようと算段し、できない法的根拠(屁理屈)を探すのが得意。市民団体は行政に踊らされている。愛護団体より行政官のほうがはるかに知性レベルが高いからだ。

どれほど頑張っても物理的に不可能なことがある。なので、行政が正しいこともある。しかし嘘も多い。現行法を上手く活用すれば法的なハードルは全くないが、「法的なハードルがあってできませんね〜」と市民団体を騙す。だからといって、にわか有志は行政を批判する権利なし。行政に改善を望むよりも、民が頑張って、官は不要という状態にし、役所不要論を盛り上げたほうが日本復興につながる。


《行政が苦痛死を安楽死だと嘘をつく気持ちも理解できる》
猫を保健所へ持ち込んで「あんたが殺すんですか。里親はさがしてくれないんですか!」と言う輩がいるそうだ。こういうキチガイばかりを相手にしていたら、行政官が嘘をつきたくもなるのも無理はない。


《木を見て森を見ていないから》
処分ゼロを目指す人は多くても、処分ゼロにできた人は一人もいない。
僅かにレスキューしただけで全てを助けたと言う人がいるが、その人の言う『全て』とは『自分が見た範囲内での全て』に過ぎず、木を視て森を視ていない。



《行政処分は殆ど苦痛死》
茨城県ではガス投与後に生きていたこともあったそうで、気づく人がいなかったら、そのまま焼却炉へ入れられたのだ。別の県では、焼却炉の扉を開けたとき、火だるまになった猫が飛び出してきたこともあると。二酸化炭素で苦しんだ挙げ句、死亡確認もないまま焼却炉へ入れられるところもある。

だからといって短絡的な行政批判はダメ。何よりも、直接処分に携わっている人よりも、処分される原因を作っている人が殺しているからだ。とはいえ、行政の手術啓発は全く効果がないのが殆ど。恐ろしいことに、処分に毎日、携わっている行政獣医師が繁殖していることもある。ここまでくると精神異常者といえるだろう。


《答えになっていない》
動物人口過剰な現況下において、新しい飼い主の見つからない命をどうするかという問いへの答えとして「健康体でも安楽死は必要」なので「新しい飼い主を見つければ良い」というのは、そもそも論点がずれている。


《行政も議会も改善意欲があるとは思えない》
行政は苦痛死を改善する気は殆どない。
首長が無関心なことや、行政獣医師が安楽死の注射を打つことに罪の意識を感じるらしい。二酸化炭素処分機のボタンを押すほうが気が楽だそうだが、私には全く理解できない感覚だ。自分が注射を打つことで、動物が苦痛から解放されるなら、私なら率先して打つ。
私には獣医師免許はないが、行政から頼まれれば、注射を打てない行政獣医師に代わって打ちます。行政官は、当方へ声を掛けてください。(治療行為ではないので行政官裁量で決断できます。交通費と泊まりの場合は宿代の負担を。まずは新潟、福島、茨城、宮城等。その他の地域については応相談。とりあえず手で押さえられる個体のみ。応相談)他にも同じ気持ちの有志がいます。

●開業医師で「せめて安らかなる最後を」という理念の獣医師さんは行政へ申し出てみてください。獣医師免許を持つ方の申し出ならば、現状を改善できるかも知れません。

行政官は、引き取りの相談があった際には、病院での安楽死を勧めてください。

睡眠薬入りの美味しいエサを食べさせて眠らせてから注射するのがベスト。誤解しないで頂きたいのは、苦痛死よりは安楽死のほうがはるかに良いが、去勢避妊の徹底によって処分される命がなくなるのがベスト。なので飼うなら(のら猫への給餌者も同じ)、去勢避妊は今や『国是』だということをまだ知らない人へ広めなくてはいけない。

処分方法の改善を求める請願について、ある茨城県議が、「内容には賛成でも賛成の手はあげない」と内部事情をうっかり暴露したこともあるも同じ)



《奇 特 な 獣 医》
行政獣医師の中に、苦痛死だけはさせたくないの一念で、注射安楽死をして下さっていた方がいたらしい。獣医師の鏡といえる。こういう獣医師が増えることを願ってやまない。


《トンチンカンな獣医》
全国の獣医師会へ健康体の安楽死と去勢避妊に協力するよう要望したところ、ある獣医から反論書が届いた。「安楽死をするのではなく避妊去勢の助成金制度を確立すべきだ」と。

当方は、去勢避妊の代案として安楽死を推奨しているのではない。
百歩譲って、今日、日本中の人が不妊手術の必要性を理解したとしても、明日中に施術される訳ではない。明日も保健所へ持ち込まれる。その多くの命のうち、抑留期間内に新しい飼い主に恵まれるのは一部に過ぎない。あとは苦痛死となる。
だから、不妊手術に奔走すれば安楽死は必要ないという理屈は、正しいようで正しくない。
いつかは、そうなる日がくることを夢見て、不妊手術を普及させなくてはいけないのであって、今、不妊手術に奔走すれば、今、安楽死は必要ないというのは、論理的には間違っている。



《避妊去勢の助成金制度を確立すれば本当に成果が上がる?》
もともと手術を受けさせる気のある人で、どうしても5000円足りないという人へ5000円助成することは、助成金制度の成果といえる。しかし、もともと手術費を出せる人へ5000円助成することは、その助成金制度の効果によるものとはいえない。
手術を受けさせる気がない人へその気にさせることこそが必要だと思う。
助成金制度よりも、人の意識を変えさせるアクションこそが社会活動だと思う。
自分が死んだ後にも、自分の考えが社会に定着していれば大きな成果となる。



《欺瞞に満ちた獣医師は見透かされている》
「助ける為に獣医師になったから安楽死はしない!」と逃げる獣医がいるが、その偽善ぶりを見抜けない人ばかりじゃない。
「●●病院は安楽死に協力してくれないから不妊手術が安くてもいかない」という人がいることを、獣医師は認識したほうが良い。

助ける為に獣医師になったというならば、保護してくれるかというとそれもしない。
そういう獣医の言う「助ける」とは、院内に運ばれた子の治療をすることを指しているだけ。新しい飼い主の見つからない命をせめて安楽死にするのも、広義で助けることになる。
動物病院に勤務する女性にへんなのがいる。自分は数匹しか助けていないくせに、ボランティアへは「もっと助けてやってちょうだい」と平気で言う。非常識で冷酷な輩だ。そもそも里親探しだけが活動だと思っていること自体、活動の意味を理解していない。


《自治体首長を疑って》
元県知事・佐藤栄作久氏は県職員からも批判されるほど動物には無関心だったが談合で逮捕された。高給取り、苦痛死温存・未手術飼い主放置政治を18年も続けてきた。だからといって動物だけを優先させるのも行き過ぎだ。究極の選択の場合には人を優先するのもやむを得ない(そういう場合にはなるべく苦痛を与えないように安楽死にすべきだ)。あなたの住む自治体首長が苦痛死温存・未手術飼い主放置だったら首長の人格を疑ってください。


《祟 り が あ る》
動物は自分らで動物の権利を勝ち取れない。いつも人間の心に支配されている。
だからいつか祟る。狂牛病を「牛の祟りだ」とコメントした塩じぃ(もと財務大臣)は感性が鋭い。また、口蹄疫は、大嘘つき菅直人民主党と、肉食についての問題提起だ。小沢隠しで上手く逃げた民主党と、肉食について考えなくてはいけない時期だ。


《処分・毛皮は減らせないのか?》
一般飼い主・動物商を問わず、去勢避妊を徹底すれば処分は激減する(動物商が繁殖を止めるとは考えられないが)

動物商を支えているのは買う人。動物商から買うのを止め、保健所や福祉団体から引き取れば、必然的に動物商はなくなり、それが動物商による売れ残りの生き埋め・毒殺等を減らすことにもつながる。法が不備でも、あなたの生き方一つで改善可能。動物商から買わなければ現行法のままでも救える。今後、動物商から買う人に罪の意識を持たせる必要がある。

毛皮についても同じ。中国等で生きたまま皮をはがされて作られる。国際法で毛皮売買禁止法ができれば良いが、買わないだけでも充分に救える。大切なのは法よりもあなたの姿勢。法整備も大切だが一番大切なのはあなたの姿勢。



《人への啓発なくして改善なし》
動物が自ら不幸になるのではなく、人によって不幸にされるのだから、人への啓発なくして改革なし。恒常的に産ませる飼い主へご丁寧に頭を下げて、引き取って里親探しをしている人がいる。心優しい善意の人だ。

でも、その方法は、産ませる飼い主へ間違ったメッセージを発信している。それによって不良飼い主は、ますます自信を持ち「産ませればボランティアがウチに来て引き取ってくれるから産ませても大丈夫。ボランティアに感謝されてるよ」と口コミ宣伝するようになる。動物を助けたいなら、人を教育しなくてはいけない。
『理念に共感を得ること』 それでダメなら 『追い詰めること』




《安楽死より里親さがしのほうが良いのは子供でも解る。でも現実は?》
安楽死するより大切に飼ってくれる飼い主を探すのが動物福祉にかなっているのは子供でも解る。でも想像してみて。あなたが5匹の子猫を保護したとする。あなたの周りにその子達を去勢避妊をして大切に飼ってくれる人が何人いますか?

あなたの周りに飼える人がいないのに愛護団体の周りにだけ、飼える人が無限にいると思いますか? 現にあなたの周りに飼える人がいないからこそ、あなたは相談したはず。
愛護団体の殆どは自費での活動なので愛護団体へ「全頭、里親を見つけるべきだ」と強要するのは間違っている。あなたがたはあなたが思っているほど、賢くはない。まずは自覚を。



《動物福祉団体の責務》
「ウチはこれ以上は引き取れないので保健所へ連れていって」と勧める団体もあるそうだ。これは苦痛死を勧めていることになる。団体は殆どが自費活動なので、引き取る義務はないが、行政処分よりは病院での安楽死を勧めるくらいの品性は必要だ。(苦痛を与えないように配慮している自治体も僅かにある、一例は下関市)



《里親さがしだけでなく安楽死もし、去勢避妊に力を注ぎ、行政との連携による行革もできた(社)動物福祉協会阪神支部に敬意を表する》
同協会阪神支部は、新しい飼い主への譲渡もあるが、一定の期間を過ぎれば安楽死もある。この方針は、『新しい飼い主のもとで幸せに暮らしてもらう』か『せめて安らかなる最期を』という理念であり、保健所へ送り込まれることを阻止している。(但し、神戸市に限っては同協会阪神支部が、市動管センター保管の譲渡対象犬の世話を引き受けて、毎日、市動管センターにボランティアを配置しているため、行政機関と共に保管管理の協議ができる状況にあることから、遺棄されることによる悪循環よりはマシという意味で、市動管センターへ持ち込むことを勧めているそうです)

当然ながら、安楽死を減らす為に去勢避妊の啓発や、助成金制度もあり、日本に於いては日本捨猫防止会と並んで去勢避妊の先駆者でもある。同協会を批判するgyomyaは無知。
大分前に、同団体を批判する記事が週刊新潮で掲載されたが、記事の矛盾点を見抜いた読者達が多く、逆に会員数が増えたそうだ。



《安楽死否定の団体は、こんなに悪いことばかり》
・安楽死を否定するあまり、去勢避妊を受けさせない人にまで譲渡する人がいる。
悪循環となる。

・「安楽死」という単語を口に出したくないあまり、保健所へ持ち込むことを勧める輩がいる。これは「安楽死」を口に出さなくても「苦痛死をしろ」と言っているのだ。戦争という単語を口に出さなければ戦争が無くなるとでも思っているのか??
こういう輩がNPOを立ち上げているから、まずは、愛護団体を教育することが必要だ。

・安楽死を否定するあまり、多頭飼いによる虐待飼育としか思えない飼い方をする人もいる。



《行政の義務と民の義務》
公務員には手術啓発義務があり、繁殖制限の妨害行為は公務員法違反。だからといってなんでもかんでも行政へ責任転嫁して良いのか?
行政職員数(ひとつの自治体で2〜3名)で、その自治体全体の問題をカバーできるはずがない。しかし、行政が啓発の妨害をしてることまで容認してはいけない。なんでもかんでも行政批判は間違いだが、なんでもかんでも行政擁護というのも間違い。



《一匹が一年後には72匹に、更に一年後には5112匹に》
年に2回、5匹ずつ産むとして、一年後には72匹に。更に一年後には5112匹に。
この頭数の全てに飼い主を見つけられますか?産ませる飼い主は、自分が手術必要性を理解していないからこそ、産ませるのだから、新しい飼い主へ渡す際、手術必要性を伝えられるはずがない。自分が考えもしないことを人へ言えるはずがない。


《gyomyaなる論理破綻》
gyomyaは『去勢避妊を徹底すれば安楽死はなくせる』と簡単に言うが、それを具現化するのは雲をつかむように難しい。確かに去勢避妊が徹底されれば安楽死せずに済むことになるが、去勢避妊はなかなか徹底しない。愛護団体が里親探しをする場合は、『去勢避妊を受けさせる人』を条件として里親を選ぶので、手術時期がきたら連絡すれば大抵は応じてくれる。

しかし、当方は産ませる飼い主を新聞記事やパトロールでリサーチしての指導なので、やる気のない飼い主をやる気にさせることが、いかに難しいかを知っている。普通の人が思いつかないようなおかしなことを平気で言う人がいるからだ。ウチの犬は強姦されたんです!あなたが強姦されたらどうしますか?!と泣かれたこともある。


まず、あなたの周りを見渡してください。
安楽死をしなくても良いほど手術は浸透していますか?
現に、ここ3年ほど行政処分数は横ばい。『手術すれば処分数は減る』のは誰でも解かるが、手術を理解できない人へ理解させるのは、相当なエネルギーと時間を要する。足し算引き算が解らない人へ因数分解を理解させるのと同じくらい難しい。カンタンに出来ると思う人はできてから言ってください。
現にあなたがたは、他人の主義に対して口出しするほどの度胸はないはずだ。

私には世界中を敵に回してでもやるぞ!という意気込みがある。
他人から嫌われることに全く苦痛を感じない域まで達したからこそできる。

gyomyaには、不妊手術を理解できない飼い主を説得して手術を受けさせる能力はない。このことはgyomya自身が「私達にできるのはせいぜい、身近な一匹を救うことだし不妊手術することだし、捨て猫しないことです」と白状していることからも判る。
g
yomyaのように掲示板へ書き込んだだけで、遺棄犯が簡単に手術を受けさせる気になってくれるなら活動は小学生でもできる。
遺棄犯がその掲示板へアクセスしない限り読むはずがないし、読んだだけで不妊手術をするだろうか?gyomyaの言い分は活動といえるレベルには到底、達していない。《飼い主の心構え》といったところ。幼稚。

gyomyaがきちんと実名で住所、氏名、電話番号を明らかにして(社)動物福祉協会阪神支部へ問い合わせたら誠実に答えてくれるそうだが、それさえ出来ない卑怯者。
gyomyaはハンドルだから、どんなにトンチンカンなことを言っても恥をかくこともなく、追求されることもない。これほどまでにトンチンカンなことを言う輩が責任の所在を明らかにできたらたいしたものだ。


《愛護団体が里親さがしにだけ専念したらどうなる?》
全ての団体が、里親探しにだけ専念すれば、里親探しの実績は今より増えるだろうが、他の活動を停止せざるを得えなくなる。10匹の里親探しをすることと、不妊手術をさせない飼い主10名を啓発することを比較した場合、どちらが処分数が減るのか、合理的に考えてほしい。私は啓発活動の意義を理解できていない団体とは一切、お付き合いをする気はない。


《安楽死が必要かどうかは、
自分が安楽死に関わりたいかどうかの問題ではない》

あなたが健康体の安楽死に携わりたいかどうかではなく、動物にとって必要かどうかで判断して欲しい。健康体でも新しい飼い主が見つからず人知れず苦しんで死んでいう動物たちがいることを忘れないで。


《言葉に表れる本音》
安楽死を肯定する人は「わたしは安楽死をしたい」と言ってする人はいない。「すべきだ」「必要だ」「わたしはする」と言ってする。逆に、安楽死否定派は「安楽死すべきではない」という人もいるが、「わたしはしたくない」と言う人が多い。この「したくない」は、自分がどうありたいかの気持ちを現わし、動物の立場に立っていないことを意味する。


《大きな矛盾》
ある有志は、健康体の安楽死に反対のスタンスを取っている。しかし、自分が一番、大切にしている自分の猫だけは、自分が飼えなくなったら安楽死するそうだ。
つまり、他の猫についてはどうでも良いから安楽死反対のスタンスだと白状したことになる。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

《活動を広げるには》
愛護活動に携わると莫大なお金がなくなる。
しかも、「どこそこに可哀想な子がいるから助けにいって!!」と通報するだけの
「他力本願エセ有志」から、不当な要求をされ、利用された挙げ句、悪く言われる。その割に成果が上がらない。
そうなると、むなしさと、人間に対する不信感だけが残る。

ボランティア同士で、「私は50匹保護してるの、あなたはたったの30匹でしょ。だからあと20匹くらい大丈夫だよね」という会話が飛び交っている。50匹保護している人より30匹保護している人のほうがラクかもしれない。しかし、そういう要求は筋違いだ。自分たちが保護するハメになった原因を作った相手を標的として活動しなくてはいけない。

ましてや、これからは、動物福祉にお金を注げる人が少なくなるだろう。

皆、少ない金額で成果の上がる方法があればそれが一番だと思うのではないだろうか。
あっちもこっちも『里親になってください・カンパしてください』ばかりでは、サイトに来た人は、初めはカンパするかも知れないが、だんだんにサイトを見たくなくなるはず。現状を知らせることは大切だが、胸が痛くなる現状ばかりをあっちこっちで見せつけられたら逃げ出したくなるはず。

こんなに寄附して、これしか助かってないのかと思うと、もっと効果的な方法はないものかと思うはず。


《FAX凸部隊》工事中


二本松アニマルポリス
(動物の不妊去勢と尊厳死を考える会)
星野節子
024-563-7650(tel fax)