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埼玉・行田市で45歳の女性教師がクレームなどで不眠症になったと児童の保護者を提訴

フジテレビ系(FNN) 1月18日(火)19時43分配信

埼玉・行田市で45歳の女性教師が、クレームなどの行為で不眠症に陥ったなどとし、児童の保護者を提訴するという異例の事態が起きた。
女性教諭側によると、保護者からクレームが来るようになったのは2010年6月で、子ども同士のけんかの仲裁をしたところ、クレームが来るようになったという。
訴状によると、子ども同士の言い分が違うため、クラスで話したあと、一方の子どもの保護者から、自分の娘は悪くないのに謝らせようとしたなどと抗議の電話があり、その後も保護者は、児童の連絡帳などでクレームを書き続け、さらに、市の教育委員会や文部科学省にも苦情を寄せていた。
こうした行為から、担任教師は不眠症に陥ったなどと主張し、2010年9月、500万円の賠償を求め、保護者を提訴した。
一方、訴えられた保護者は、これに反論している。
教師に提訴された保護者は、「モンスターペアレンツ的な扱いをされているのは、この時は全然気がつかなくて。結局、裁判が始まって、準備書面で仕立て上げられていた」、「(ホームルームで)手を挙げろと先生が指示して、それで多数決をとって、結局、向こうのがみんな手を挙げているからって、うちの子に『謝れ』と言ってるんですよ、2回ほど、強要して」、「教諭がやっていることに対して、わたしどもは抗議をしていることであって、実際500万円という金額を請求されているわけですから。それについては血圧が上がって、朝まで一睡もできなかったし。不眠症同士の戦いだと、うちが勝っていると思います」などと話した。
小学校側は、教諭と保護者それぞれの人権を尊重しているため、コメントできないとしている。

最終更新:1月18日(火)19時43分

Fuji News Network

 

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