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選挙:県議選・宇佐市区 民主後任は社民系? 県連は「擁立模索中」 /大分

 民主の賀来和紘県議(67)=3期=が17日、今春の県議選宇佐市選挙区(定数3)に立候補しないと発表した。準備を進める社民系新人に道を譲ったという。同選挙区では、社民系新人以外に自民現職2人と新人2人が立候補を予定。民主党本部の組織委員長を務める横光克彦衆院議員のおひざ元でもあり、この構図が確定すれば、統一地方選で民主擁立難航の象徴的選挙区となりそうだ。

 情報労連出身の賀来県議は、民主県連副代表や、宇佐市支部長を務める。会見で「4期目に挑もうと考えたが、民主、社民、連合が連携しないと宇佐では勝てない。4年後には定数が減る可能性もあり、2人立つのは難しい」と身を引く理由を述べた。「(社民系新人を)民主はせめて推薦を」とも語り、県連に働きかけるという。

 一方、県連の梶原九州男選対委員長は「3人区には県民クラブ(民主、社民系県議の会派)で2人立てることにしており、宇佐だけ例外にはならない。引き続き擁立を模索する」と話している。【梅山崇】

毎日新聞 2011年1月18日 地方版

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