埼玉県の小学校の教師が、児童の両親から繰り返しクレームを受けて不眠症になったとして、両親を相手取り、慰謝料を求める裁判を起こしていたことが分かりました。
訴状などによると、行田市の公立小学校の女性教師は去年6月、受け持っていた女子児童と同級生との間でトラブルがあった際、児童の母親から「娘に謝らせようとした」などと抗議の電話を受けました。その後も両親から手紙などでの抗議や教育委員会へのクレームが続き、去年9月ごろから不眠症になったとして、女子児童の両親を相手取り、慰謝料500万円を求める裁判を起こしました。
女子児童の母親:「訴え自体が泣き寝入りさせる脅しの道具として使っていると思っている」