民主党・小沢一郎元代表の政治資金をめぐる事件で、小沢氏側が、指定弁護士から受けていた事情聴取の要請を拒否することを決めたことが分かりました。

 検察審査会の起訴すべきという議決を受けて、検察官役を担当する指定弁護士は、小沢氏に任意での事情聴取を要請していました。関係者によると、小沢氏の弁護団は17日午後、都内で小沢氏本人と協議し、要請を拒否することを決めたということです。小沢氏の強制起訴は聴取の有無にかかわらず、すでに決まっていることから、応じる必要はないと判断したものとみられます。小沢氏側は、18日にも指定弁護士に正式に回答する方針です。指定弁護士は、早ければ今週中にも小沢氏を強制起訴する見通しです。

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