お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!・第2話
奈緒が兄を翻弄する日々は続く。血の繋がっていない兄妹と知ってからエスカレートしたか、スク水ニーソでお背中流しましょうとかやばすぎるだろう。
しかしそんな暴走気味の兄妹の間に割って入る人物がひとり。前回の最後で登場し、EDでも登場しているツインテキャラ。ところで絵的にはキャラ描き分けの為か金髪色になっているが、扱いは普通の日本人って事でいいんだろうか。
転校生として奈緒のクラスに編入して来たが、明らかに修輔の事を知っている風。はじめまして、と言われてちょっとむっとした表情をする。放課後、奈緒達と別れた後で彩葉は修輔を待ち伏せ。そしていきなりちゅーであります。しかもべろちゅーまで。
ちょ、この作品ってそこまでするのか。絵柄に騙されていたがそうだったか。
彩葉が修輔を恋人扱いするのは、幼き頃、お医者さんごっこをしたのが全ての始まりだったそうだ。しかしその後ずっと連絡無かったのによくもまあ再会しただけでそこまで行くな。しかも何故か修輔の日々の行いをしっかり知ってるし。どこで調べた(あとで望遠鏡で覗いてるのが判明するんだけど)。
しかしここで躊躇う修輔。
あれ?そうなの?既にそこまで妹を意識しちゃってるの?
まあ確かに幼き頃に無理矢理お医者さんごっこをして裸を見ちゃったってのは今振り返ればまずい事をしたなと思う気持ちはあるかもしれない。だがそこから発展させて日々の煩悩まみれの生活がこの事態を招いたといきなりそれらを捨て去る方向に行くか。しかも前回あれだけ捨てられても未だこれだけ持ってるし。
突如変わった兄を訝る奈緒。奈緒のしかける攻撃にどぎまぎしていた兄が良かったのに、まったくもって無反応。こんなのお兄ちゃんじゃないと言うが(友人達はやっとまっとうになったと言うが)、屋上に居た兄と彩葉を見て兄が変わった原因が彩葉にあるのではと感づいたか。
ところでこの作品の長い長いタイトルをマイミクが日記で「兄好き」と省略していたが、確かにそんな感じでいいかもしれないが長いタイトルに込められた印象をもうちょっと含めても良いのではないかと考えた。「兄好き」では単に「兄の事が好き」で終わってしまうが、凄く好きなんだけどそれを隠して否定していると言う本作品のタイトルの意味合いを含める為に間投用法として「さ」を助詞にして入れるといいのではないか。つまり「兄好き」→「兄さ好き」となる。しかしながら「さ」と「す」と言うサ行の音が並ぶ事で、発音しづらい状況に陥り、「すき」が置換されて発音される様になるのは避けられまい。したがって、最終形態は「あにさきす」となるのが一番落ち着くと思われる。
アニサキスか(閲覧注意)・・・あれ?