広島市安芸区の住民3人が17日、同区のJR瀬野駅前で、マラソンとヨットで世界一周する「アースマラソン」に挑戦中のタレント間寛平さん(61)が同駅近くで使った後になくなったゴールテープについての情報提供を求めるチラシを配った。
間寛平アースマラソン製作委員会などによるとテープは黄で幅15センチ、長さ約2メートル。アースマラソンのロゴが入っている。12日午後4時50分ごろ、同日のマラソンを走り終えた間さんは市瀬野福祉センターにゴール。テープをセンター前の街灯の支柱に結び、翌日のスタートの目印にした。だが、マラソンを再開しようとした13日午前11時半ごろ、なくなっているのに気付いた。
住民3人はテープがなくなったのをインターネットなどで知った。17日はセンターを返却先にして作ったチラシ約400枚を駅の利用者たちに配った。住民の一人、会社役員小林健一さん(36)は「夢が壊れるような話で残念。早く寛平さんに返したい」と話した。
【写真説明】ゴールテープの情報提供を呼び掛ける小林さん(右端)たち
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