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【Q:】韓国に永住帰国した母だが余生を日本で暮らせるか？
90歳の母は戦後まもなく、密入国で日本に入国しました。その後、永住者資格を得ましたが、７年前に韓国に永住帰国しました。現在は縁故者が韓国には誰もいなくなってしまい、今年、短期滞在資格で日本に戻って来ました。 このまま余生を日本で過ごしたいと希望していますが、どうすればよいでしょうか？
【Ａ】お母様は密入国で日本に入国しましたが、その後、自主申告により在留資格を取得した後、幾度かの在留資格変更申請を経て、永住者資格を取得したものと思われます。 その間40年以上、日本の法律を遵守して日本に居住しておられました。詳しい事情をうかがうと、韓国に永住帰国したが、現在はお母様の縁故者が韓国には誰もいなくなってしまい、縁故者は日本に住む2人の子息だけですね。 お母様の場合、この2点の事情を陳情理由として、短期滞在から定住者への在留資格の変更許可申請をしてください。 他の事例からしても変更が許可される可能性は高いと思われます。 いずれにしても、短期滞在の在留許可期間（90日）が満了する日が迫っていると思われます。親族訪問目的の短期滞在については1回の更新許可が可能ですから、まず、在留期間更新許可の申請をしてください。 続いて、居住地の役所で外国人登録をします。その後、在留資格変更許可の申請準備に取りかかります。申請書はもちろん、添付する書類が数多いので注意しなければなりません。 例えば、保証人を立てて、�／噺喫歉攴餃�直近の住民税の納税証明書��在職証明書や嘆願書が必要となります。このほか、本人関連の韓国及び日本の親族関係一覧や本人の外国人登録原票記載事項証明書、家族関係証明書（戸籍謄本に代わる各種証明書）及び、その翻訳文などです。 また、履歴書はもちろん申請の理由書も必要になってきます。病院にかかるようになった場合には診断書なども追加されます。 直接、居住地所轄の入国管理局に申請することもできますが、国際業務に通じた行政書士に依頼して申請する方法も良いでしょう。 （みんだん生活相談センター） |