ボトムラインは日本とアメリカの診断基準の意識の違いじゃないですか? 私個人はそういう「診断名の明確さ」に重点を置いてなく、「子供が見せる実質的な特徴」を重視してますので、そういう意味ではあーちゃんはアスペルガーだろうということです。私のブログを読まれる方達は、診断の的確さうんぬんよりも、そういった「実質的な特徴の対処法」に関心をもたれる方達が多いようなので、私も対してこだわってませんでしたが、たぬさんにとって鼻持ちならというのであれば、そのご意見も尊重して、「自閉症スペクトラム」と呼び変えた方が妥当でしょうね〜。
はあ?
「ボトムラインは日本とアメリカの診断基準の意識の違いじゃないですか? 私個人はそういう「診断名の明確さ」に重点を置いてなく、」・・・日本独自のAS診断基準というのはなくて、ICDもDSMも米国版の翻訳でしょう。発達障害者支援法ですら米国の後追い(マネとまでは言わないけど)です。
「私のブログを読まれる方達は、診断の的確さうんぬんよりも、そういった「実質的な特徴の対処法」に関心をもたれる方達が多いようなので」・・・ブログの読者が誰か?全員把握しておられるのですか?
繰り返しますが、「アスペルガー症候群」は、医学的な診断基準がある重度障害です。「ギフティッド」は、診断そのものが半分遊びのようなものです(きちんとした心理学者なら「知能検査はあてにならない」と一蹴する人もいます)。スプートク計画は失敗でした。それでもママが「あーちゃんはAS」と思いたがる理由は、あーちゃん個人ではなく、ママの欲の深さだろうなと思っています。・・息子を重度障害者にしてどうするのだろうか?と思うけれども;(ホームレスや受刑者に転落するASも多い。転落率は定型に比較してかなり高いと考えているのです。対人折衝が苦手だから)
日本の診断基準はどうか知りませんが、アメリカでは2013年(と思う)発行予定の最新版DSM−Vでは、アスペルガー障害という診断はなくなり、Autism Spectrum Disorders (ASDs)になるようですから、「真のアスペかそうでないか?」は結局テクニカル的にも実質的にもあまり意味のない討論となるんじゃないですか?| Math kid | 2011/01/08 12:32 PM |
ならなおさら、あーちゃんママがブログのテンプレにまで「息子はAS」と堂々と書いている根拠や動機が理解不明なんですねー。
>「ギフティッド」は実はそれほどマレな存在ではありませんが(50人に1人程度)
私が言いたかった事は、たぬさんはギフテッドはマレでなく、50人に一人の割合と書かれている事に対して、ギフテッドのマレさはどのレベル(数値)によってかで変ってくるということです。ギフテッドのレベルもスペクトラムなんで、上位3〜5%といってもぴんからきりまでで、(>IQ130(上位2%)〜>IQ145(上位>99.9%)となりギフテッドの割合は(50人に一人)とは言い切れないという事。50人に一人と言えるのはIQが130の場合のみに言える事です。
>だいたい上位3〜5%ぐらいの優秀さということです。
だからこの場合、およそ33人に一人から20人に一人の割合と変ってくる。 そしてIQ>145(上位0.1%なら1000人に一人となり、上位1〜5%と言われるギフテッドも(この定義自体曖昧な状態ですが)どのレベルにいるかで稀度が変ってくるという事を言いたかっただけです。多分これは私の融通の利かないところでしょうからすみません。
河合隼雄氏が以前に「僕は数学者になろうと思って京都大学理学部数学科に入学したんだけど、入学してすぐに『自分には才能が無い』と分かってしまった。数学などというものは、毎年その国で1人か2人ぐらいしか学問として問題にならず、あとの連中にとっては何の意味もないものです。だから僕は何か別のことをやろうと考えた」というようなことを書いておられました。
わたしの説とは、成功不成功はIQ以外の要素も大きいのだし、知能検査によって示される知能指数という数字そのものが「遊び」まじりなのだから、一律,「ギフティッドで50人に1人以上の優秀さ」でいいのではないか。
ただ単に「実際の数字」を述べただけです。ギフテッドに関して知識がある方なら、いかにIQ指数がギフテッドの識別としては対して重みがなく、参考の一部に過ぎないという事は常識です。(あくまでも個人の能力の一部を示す物で、単なるスナップショットでしかない)
あのー、わたしが最初から言っていること(=ギフティッドは稀な存在ではなく、50人に1人程度の優秀さ)が、まさに「いかにIQ指数がギフテッドの識別としては対して重みがなく、参考の一部に過ぎないという事」ですが。そう受け止めてもらえなかったのですかね。そのわたしの指摘に対して、あーちゃんママが、「いや、うちの息子のIQはずっと高いのだから、息子は50人に1人ではなく、もっとレアな存在だ」とかなんとか、反論されたのですよね?
だからこれまた同じく、私自身数値云々に固執してません。 ただ、この数値は「診断書」と同様、ギフテッドプログラムへのゲートウェイとなりますので、目的達成の為の手段としては重要になりますが。
定義がはっきりしていないもの→「真のアスペかどうか」はその真相にも確実な答えがないのでこだわれませんが、数字など具体的に答えが出せる物にはこだわってしまうだけです。以上失礼しました。| Math kid | 2011/01/08 1:16 PM |
「あーちゃんママが、知能検査結果とかギフティッド診断にどれだけこだわっているか?!」という点に関しては、ブログをざっと読めば、誰にでも一目瞭然なので、ま、そのあたりは謙遜の一部として聞くことにして、「ギフテッドプログラムへのゲートウェイとなりますので、目的達成の為の手段としては重要になりますが。」・・・ギフティッドプログラムには参加しておられるようですが、精神科への定期的(1〜2週間に1度)な通院はされていないのですかね?それならば障害児であるとは言えないでしょう。通院もせず、投薬もせず、手続きもとらず、ギフティッドプログラムに参加できている子のことを、「重度障害児」であるとは、普通言いません。
>正式再診断は求めていません。(あーちゃんの将来の福祉的な理由により。)
と書いておられたこともありますが・・・。これってどういう意味ですか?あーちゃんが本当に「アスペルガー症候群」であるなら、「将来の福祉」ではなく、「今現在の福祉」的な支援が必要ではありませんか?
