岩隈、新日・棚橋とエース論談議…岩隈

互いにエースとしての極意を語り合った新日本プロレス・棚橋（左）と岩隈

　楽天・岩隈久志投手（２９）と新日本プロレスのＩＷＧＰヘビー級王者・棚橋弘至（３４）という２大エースによる異色コラボが１７日、Ｋスタで実現した。２月２０日に仙台で初防衛戦を行う棚橋が、岩隈を電撃訪問。エースへのこだわりと極意をぶつけ合った。

　エースの重圧を知る者同士の激闘のゴングが鳴った。まずは棚橋が「試合に向けての準備は？」と“先制攻撃”すると、岩隈も「先発だし責任が重い。マウンドでいかに冷静にいられるか。プロレスラーもベルトを取ってからが大変ですよね」と反撃。新日の看板を背負う男も「僕は逆にいつも冷静なんで、プチッと切れる自分を見てみたい」と一歩も引かず、熱戦を繰り広げた。

　棚橋が仙台サンプラザホールで初防衛戦を戦う２月２０日は、新生・星野楽天がオープン戦の開幕戦（那覇）で巨人と激突する船出の日。右腕が「優勝のためにチームを引っ張ってやる」と言えば、棚橋も「大会を成功させるのがエースの役割」とキッパリ。最後は互いに健闘を誓い合っていた。