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京都府警は17日、高速道路の料金所を無賃で突破したとして、京都市左京区聖護院東町の真宗大谷派泉徳寺僧侶・柳山信(りゅうざん・まこと)容疑者(63)を道路整備特別措置法違反(高速道路の不正通行)容疑で逮捕した。阪神高速の映像では、大型バイクに乗った袈裟(けさ)姿の柳山容疑者の不正通行が、昨年1年間で約80回確認されていた。
徳を積み、人々の模範となるべき僧侶が高速料金を支払わず、ナナハンバイクで強引に料金所をスルーする不正行為を繰り返していた。
京都府警本部の高速道路交通警察隊によると、柳山容疑者は昨年8月12日午前10時45分ごろ、京都市山科区の阪神高速京都線山科料金所のETC(自動料金収受システム)レーンをすり抜け、通行料450円の支払いを免れた疑い。
昨年12月、阪神高速道路から「常習的に不正通行している男がいる」との通報があり、逮捕に至った。柳山容疑者とみられる男が料金所を突破する様子はすべて同社の映像に収められており、昨年1月~12月中旬までに約80回に上っていた。750ccの国産大型バイクで閉じたままのバーの横を通過する柳山容疑者は、映像の大半で袈裟を着ていたという。
逮捕容疑の昨年8月12日当日は雨がっぱを着込んでいたが、大型バイクに袈裟姿で不正通行する男としてすでに“有名”だった柳山容疑者。突破後、料金所職員から「課金させてほしい」と制止されたが、「盆の時期で忙しいので」と言い残し、走り去ったという。
柳山容疑者は「通ったことは間違いない」と認めたものの、不正通行に「ETCの料金を徴収する側のミス」と故意ではない趣旨の供述をしている。柳山容疑者のバイクにはETC車載器が設置されているが作動しておらず、受信側の阪神高速では一度も正常な交信ができていなかった。
柳山容疑者の不正通行の映像は、山科以外に、住居地に近い上鳥羽で約50回、伏見、鴨川東も含め計4か所の料金所で記録されており、府警では今後、調べを進める。
柳山容疑者は、ETCのバーが閉じた際、レーンの左側を走り抜けたとみられるが、バーの先端とレーン左側の路肩との幅がどれくらいかについて阪神高速道路は「公表することで不正通行を助長しかねない」として明らかにしなかった。
(2011年1月18日06時02分 スポーツ報知)
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