大手蓄電池メーカー「ジーエス・ユアサコーポレーション」(京都市南区)が商標登録するロゴに似せてバッテリーを販売していたとして、南署などは13日、さいたま市浦和区北浦和3、中村商事社長、中村力容疑者(32)を商標法違反(侵害とみなす行為)容疑で現行犯逮捕した。
逮捕容疑は13日午前11時ごろ、同区の自宅で、ジ社が商標登録するロゴ「YUASA」に酷似した「YUANA」と書かれたオートバイ用バッテリー4個を販売目的で所持し、商標権を侵害したとされる。
GSユアサ広報室によると、昨年2月、ネットオークションで同様のロゴが用いられている商品を発見したため、電子メールで警告したという。同署によると、「5、6年前から1000個以上は売った」と容疑を認めている。【成田有佳】
毎日新聞 2011年1月14日 地方版