「日本Sバンタム級暫定王座決定戦」(3月14日、後楽園ホール)
日本Sバンタム級2位・玉越強平(千里馬神戸)の4度目となるタイトル挑戦が17日までに決定した。同級正規王者・芹江匡晋(伴流)が、左膝じん帯負傷により指定期間内に防衛戦を行えないため、暫定王座を設置。玉越と同級1位・瀬藤幹人(協栄)によって、3月14日に後楽園ホールで争われる。30歳のベテラン・玉越は過去3度の王座挑戦に失敗。めぐってきた今回のチャンスに全力を注ぐ。「敵地での試合だが、勝算は十分にある。これに勝ってWBA世界フェザー級スーパー王者のクリス・ジョンに挑戦させたい」とは陣営の千里馬啓徳会長。王座を獲得した暁には、インドネシアが誇る46戦無敗の“絶対王者”へアタックするプランまであることを披露した。