【米国ブログ】日本旅行の魅力「欧米で知られていない良さがある」

　日本文化と旅行に関する情報を提供する米国のブログ「japanbesttravel」では、日本は世界的にも有名な観光地の一つだが、訪日する欧米人は意外と少ないとつづっている。

　筆者は、その理由について、欧米と比べて非常に物価が高いという誤解から、訪日を避ける傾向があるという。また、もう一つの理由として、日本には顕著な観光名所がないことを挙げている。例えば、中国の万里の長城や、パリのエッフェル塔、イタリアのコロシアム（Colosseum）のような場所が、日本にはないと述べている。

　しかし、訪日した外国人は、日本文化の豊かさに触れ、多くの価値を経験すると語っている。筆者は、まず京都はユネスコの世界遺産に指定されており、町全体が貴重な日本文化の宝庫といえると紹介。また、京都から1時間離れた場所にある奈良の東大寺には世界最大の大仏があり、あまりの巨大さに驚くだろうとつづっている。

　また、筆者は東京について、単なる大都市と思われがちだが、他国の都市とはまったく違うと述べており、巨大な都市、東京を知るには少なくとも2日は要するほど、東京の規模と多様性は素晴らしいと記している。

　東京周辺の関東地域にも、文化的で宗教的な美しい歴史都市、鎌倉と日光があると紹介。鎌倉には多くの神社仏閣があり、日光は美しい山々に囲まれており、文化的な魅力が息をのむような自然環境と調和していると印象を語っている。

　筆者は、日本旅行の魅力は、観光名所を巡るというより文化を経験することにあると述べ、文化的好奇心のある人には興味深い国であるとつづっている。さらに、テレビで何度も見た日本の観光名所を想像しているなら、実際に訪日して驚くに違いないとつづっている。

　日本には他国にない文化的な味わい、宗教的な遺産や歴史があり、きっと感動するだろうと締めくくっている。（編集担当：田島波留・山口幸治）