日本HPの“速くて安い”第2世代Core i7搭載ノートを徹底検証
2011年01月17日19時37分
提供:+D PC USER
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●キーピッチ約19ミリの余裕あるキーボードを搭載
キーボードは、日本HPが「浮き石型」と呼ぶアイソレーションタイプを採用。主要キーを含めて多くのキーで約19(横)×19(縦)ミリとゆったりしたキーピッチに、2ミリのキーストロークを確保している点は共通だが、配列などは2機種でかなり異なる。
dv7-5000は、ボディサイズの余裕を生かしてテンキーを装備する。使用頻度の高いキーはキーピッチがそろっているが、上下のカーソルキーだけは縦が約9ミリと小さいので押しにくい。通常キーとテンキーの間隔は5ミリ程度と広くないため、人によってはミスタイプが不安になるかもしれないが、dv6-4000 Premiumより使いやすい印象だ。
dv6-4000 Premiumは、主要キーのキーピッチこそ均一だが、Enterキーの右隣にPgUp/PgDnなどを配置するほか、左端にメーラー、HP MediaSmart(映像/音楽コンテンツ再生ツール)、ブラウザ、プリンタ、電卓などを起動するワンタッチキーを配置しており、配列にクセがある。個人的には左端にワンタッチキーが配置されていることの違和感が大きく、ホームポジションに指を置いたつもりでも、実際にはホームポジションよりかなり左側に置いていたということがあった。慣れるまでは少々戸惑いそうだ。
いずれもキータッチは適度に保たれているが、キーボードユニットの中央付近に少したわみがあり、キートップの形状がほぼ平板なので、長時間の入力作業では少し疲れるかもしれない。
なお、2機種ともにファンクションキーはメディア操作ボタンと共有になっており、標準ではメディア操作ボタンのほうが優先されているため、ファンクションキーとして利用するにはFnキーとの同時押しをする必要がある。この動作はBIOSセットアップで逆に設定することも可能だ。
●クリックボタン一体型のタッチパッドを装備
ポインティングデバイスは、いずれもタッチパッドとクリックボタンを一体化した「クリックパッド」を採用している。タッチパッド表面に左右ボタン部分を示すラインがプリントされており、その辺りを下に向かって押すと、パッド全体が沈み込んでクリックされる、アップルのMacBookシリーズにも見られる仕組みだ。
クリックパッドには、シナプティクス製のマルチタッチ対応ドライバが導入されており、2本指での縦横スクロール、つまみズームなどの機能が標準で有効になっている。
パッドサイズはボタン部分も含めて約107×65ミリと大型で、2本指での操作も無理がない。ただし、ボタンはストロークが浅くて硬く、意識して端を押さないとうまくクリックできないので、直感的に操作しづらい。据え置き型のノートPCなので、外付けのマウスを使えばすむ話だが、改善の余地はあるだろう。
●Sandy Bridgeの実力をベンチマークテストで検証する
今回入手した2機種の主な仕様は下表にまとめたが、いずれもかなりハイスペックな構成だ。Sandy Bridge/Huron Riverをいちはやく採用したモデルだけに性能や発熱などが気になるところだ。ベンチマークテストで検証してみよう。
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果は下の画面の通りだが、基本スコアだけでなく、各項目のサブスコアも2機種でまったく同じとなった。dv7-5000のほうが、CPUの定格クロック、Turbo Boost 2.0の上限クロックともに100MHz上なのだが、プロセッサのサブスコアは同じだ。
実際のCPUクロックは、省電力機能のEISTやTurbo Boost 2.0により常に変化しており、特に後者については温度や電力の微妙な条件によって振る舞いが変わるため、定格100MHz程度の差ではきちんと反映されないことがある、というのは理解できないこともない。
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