2011年1月17日(月)

ペトロビッチ新監督が来日 J1浦和

来日し、出迎えたサポーターと握手する浦和のペトロビッチ新監督=16日午前、成田空港

 浦和のゼリコ・ペトロビッチ新監督(45)が16日、アドリエ・ボヘルスヘッドコーチ(45)とともに来日した。成田空港で取材に応じた同監督は、「もう一度日本に戻ってくることができてうれしく思う。全力を尽くしたい」と意気込みを語った。

 同空港には約10人のサポーターが駆け付け、「頼むぞゼリコ」とセルビア語で書かれた横断幕を掲げて出迎えた。1997年〜2000年まで浦和でプレーした同監督はサポーターに握手で応え、その後、クラブ関係者らと抱き合って再会を喜び合った。

 同監督は「自分はプレミアリーグのチームのコーチを退いて、ここに来た。レッズに懸ける心構えを受け取ってもらえると思う」と決意をにじませ、監督就任の要請には「言われた瞬間に決めた」と浦和への思いを強調した。

 昨季リーグ10位に終わった成績については、「順位は難しい立場にいるが、何とかして上に上げたい。それがサポーターへの恩返しになる。ここ2、3年で重要な選手が出てしまったのは残念だが、いいタレントが在籍している。選手とコミュニケーションを取って、いいチームをつくりたい。同じ順位で終えるために、ここに来たわけではない」と力を込めた。

 現役時代には闘争心あふれるプレーで「闘将」と称された同監督は、「レッズが何をしないといけないのか選手もスタッフも理解しないといけない」とビッグクラブ再建に向け結束を求めた。

他のニュースも読みたい方は…
Mobile埼玉新聞

アドサーチ[PR]

オススメワードで検索!

アドサーチ[PR]