佑見たい！１万１０００人が歓声…日本ハム

ファンとの交流会で笑顔を見せる斎藤佑樹

　日本ハムのドラフト１位・斎藤佑樹投手（２２）＝早大＝が合同自主トレーニングを行う千葉県鎌ケ谷市の新入団選手歓迎式典が１６日、鎌ケ谷スタジアムで行われ、自己紹介した斎藤投手は詰め掛けた観衆から歓声を浴びた。

　朝から小雪もちらつく寒さの中、新人合同自主トレが始まって最初の日曜日を迎え、球場には約１万１０００人が訪れた。斎藤投手のグッズが先行販売された球場前の売り場には長蛇の列ができ、タオルとＴシャツ計４００枚が約１時間で完売。警備員も通常時の３倍、約５０人が配置された。

　斎藤は式典で転入届を提出し「１軍に行きたい。（鎌ケ谷市に）入って早々で申し訳ないですが早く北海道に行きたい」と笑いを誘った。「プロとしてこういう機会が必要」と交流も楽しんだ。周囲の過熱ぶりにも冷静で「正直本意じゃないけれど、結果が出ないと苦しむのも自分。自分のまいた種なのでしっかりやっていかないといけない」と話した。