基本情報

マンション建設工事により、現場周囲の地盤が動き、かつ緩みました。
現時点でも変位は止まっておらず、被害は広がっています。
よって、早急に地盤を安定させ変位を止めた上での原状回復を望んでいます。
しかし、ピーエス三菱と東急不動産は、工事を進めることばかりを主張され
私たちの意見に耳を貸さない状況です。


<マンション建設の概要>
(仮称)ブランズ小石川一丁目プロジェクト新築工事
建築主:東急不動産株式会社
施工主:株式会社ピーエス三菱 東京支店
総合監修:株式会社メイズ・プラン
工事期間:平成22年2月5日~平成23年3月末日(予定)

マンション公式ホームページ「ブランズ文京小石川 Park Front

<ブログ開設に至るまでの経緯>
平成22年2月より工事開始
掘削・山留め工事・杭工事・根切り工事が3月末まで行われる。
3月中頃、工事現場北側の区道に亀裂が走っていることに気づき、連絡。
また同じ頃、工事現場西側の塀が傾いていることに気づく。
4月、捨てコンクリートの打設、根切り工事完了。
工事現場東側の塀が傾いていることに気づく。
その他、家屋の土間等に多数の亀裂、土が流れた形跡を発見。
工事の即時中止を申し入れる。
4月10日、17日、24日、と、被害状況の確認・原因究明・今後の対処方法・被害箇所の回復について
東急不動産・ピーエス三菱東京支店と周辺住民の間で直接話し合いを行うも、
納得いく説明・回答が得られず。
8月2日、周辺住民の同意無しで、工事再開する。

その後、文京区役所に対して「周辺住民の同意は得られた」と返事をしていたことがわかる。

2010年11月 8日 (月)

公園の側というメリット・デメリット

「公園そばの物件」と聞くと、静かで緑豊かで散策しやすくて、と色々メリットが浮かぶと思います。
特に、小さいお子さんがいる家庭では、近くに公園があると楽だと考えます。

工事現場南側には、児童公園があります。
夏の暑さが薄れてきた頃から、夜中に若者(大学生ぐらい)が遊びにくるようになりました。
お酒を飲んでいるのか、大量なビール缶が公園備え付けのゴミ箱に残っていたりもしています。
ボールで遊んでいるようで、跳ねる音やぶつける音がかなり響きます。当然、声もかなり響きます。
そして現場の中にボールが入ると、フェンスを乗り越えて取りに入っています。
うるさいこともかなり気になることなのですが、工事現場のフェンスを軽々と乗り越えて現場に出入りする、
という行為は、防犯上、かなり怖いことだと思いませんか?

公園がそばにある、ということが、良いことばかりではないのだと考えさせられる出来事でした。

2010年10月29日 (金)

関係者から

お隣さんの関係者から、うちの関係者に
「直してやるけど条件があるよ。
 取り合えず、境界再確定と、建設反対の旗を撤去してこのブログも閉じろ。」
という話があったらしいんです。

一見、納得しそうな言葉です。交換条件です。
でもよく考えてみてください。被害者は私たち住民です。
マンション建設によるメリットはひとつもありません。
それでも
「ここの地盤は、名前の由来通り、とても軟弱で水がたくさんでる場所です。
 建設工事には十分注意して、行ってください。」
と伝えて建設に合意したのです。(昨年)

ところが、絶えず
・振動(震度1~3ぐらい)
・騒音
・粉塵
に悩まされた上に
・家屋を壊され
・区道には亀裂が入り
・公園にも被害が及ぶ
事態になりました。
そして、住民側からは
・まず埋め戻しをしてください
・原状回復(壊れたところをきちんと直す)してください
・原因をきちんと解明・説明してください
・その上で、適切なきちんとした工法で、マンションを建設してください
と、主張してきたのです。
一度も、マンション建設に反対はしていないのです(8月まで)

住民側に誠意ある対応をしないのに、こちら側に要求を突きつけ
「飲まなきゃ補修してやらないよ」
という態度はいかがなものか、と思うのです。
車をぶつけられました。加害者が「自分には知り合いの板金業者がいるのでこちらで修理します」と言い、
ペンキを吹き付けへこんだところをぺちぺち叩いただけで「直した」と言い、
「走るからいいでしょ」と言われたら、どう思いますか。
いくらピーエス三菱が建設会社でも、壊された会社に補修して欲しいと思うでしょうか。
まともな補修をしてくれると思えますか?
企業側は、こんな風に本来の主張をぼやかし曖昧にし
肝心な要点には合意しない(合意させない)風に答弁してくる、と
知人に教えてもらっていましたが、まさしくそうなんだな、と思った内容でした。

2010年10月17日 (日)

基礎躯体工事続行中

底から地表ラインより2mほどまで、耐圧コンクリートを流しこんだので、10月8日・9日で切り梁を撤去。
基礎躯体工事に入っています。
予定では、11月初めには地下部分の躯体のコンクリートを流し込むようです。

周辺住民に対する補償や具体的な説明は、一切ありません。
1週間分の工事予定表が、ピーエス三菱から週末に投函されているだけです。
ピーエス三菱・東急不動産は、住民側から聞きに行かなければ何も説明しない会社です。

2010年10月 5日 (火)

山留め工法

「山留め工法」を検索すると、いくつかの工法が解説されているサイトが数多ある。

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山留め工法とは、掘削工事を行う際に、周辺地盤を支え、バランスを保つ工法。
山留め工法には数多くの種類があり、建築物の設計条件、根切りの規模、周囲の環境条件、および地盤の条件などを検討し、安全、工期、コスト面なども検討して選択する必要がある。
選択の際には具体的に以下のような項目を検討する。

・必要強度、鋼性
・地盤の状態
・地下水の状態
・鋼矢板などの打設の可否と止水性
・施工時の騒音・振動
・周辺地盤の移動・沈下
・掘削の形状・深さ
・施工速度および工期
・工費

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今回我々が問題としているのは、軟弱地盤でありなおかつ水脈が走っているほど
地下水が豊富な土地において「親杭横矢板工法」を採用したことである。
違法性は問えないのだが、通常、軟弱地盤・地下水が多い土地においては「鋼矢板工法」、
いわゆる「シートパイル工法」が普通である。

双方の長所・短所は、他の多くのサイトが解説されているので
ここでは割愛するが、「親杭横矢板工法」で山留めをしても、まともにしていれば
周辺に甚大な影響を及ぼすことはないはず、と他の建築士さんから話を聞くと
あまりの杜撰さ・不誠実な対応に、怒り心頭である。
「ピーエス三菱」で検索すると、「ピーエス三菱 指名停止」というリストが表示されるので見てみると、
公共事業において「不正又は不誠実な行為」が理由で指名停止を受けるような会社であった。
住民への対応等見ていると、やはりな、と言う思いはあるのだ。
どうしてこのような会社が野放しになっているのか、不思議でしかたないところである。

参考サイト:
山留め工法の種類
建築技術者のためのJASS 3 山留め工事Q&A 2章 山留め壁
その他、多数。

2010年9月29日 (水)

再々の補修は?

9月7日にアスファルトで仮補修した後、区の道路管理課から再度指導が入り
9日以降にモルタルで埋めて補修した、現場北側の区道の亀裂ですが
また、亀裂・陥没していました。
仮補修とはいえ、20日も経たないうちに亀裂どころか陥没までするものでしょうか。


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2010年9月28日 (火)

工事現場西側において

5月14日の写真です。
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隣地境界ぎりぎりに切っているので、どうなることかと不安でした。
8月24日の写真です。
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家屋調査士の方と一緒に現場に入って見ました。
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9月1日、区役所の建築課が現場確認に来られたのですが、その時には容易に見れないよう
新たに板が張ってありました。
写真は9月3日のものです。
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土は適当に盛っているだけです。
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実際は
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本日の状況です。
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水浸し

<東京のアメダス> 所在地:千代田区北の丸公園標高:20m  2010年9月28日 15時現在

時間 降水量(mm)
28日(火)
9時 0.0
8時 0.5
7時 2.5
6時 7.5
5時 11.0
4時 10.5
3時 13.0
2時 5.0
1時 6.0
0時 4.0
27日(月)
23時 2.5
22時 2.5
21時 0.0
20時 0.0
19時 0.5
18時 0.0
17時 0.0
16時 0.5


昨日の夕方4時~今朝9時までの降水量を合計すると、66mmです。

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昨日の遅くまで、右側赤丸のところでポンプがズーズーと水を吸い上げていましたので
7cm弱の降水量と考えると、それ以上に何が流入しているのだろう、と疑問に思います。

2010年9月27日 (月)

地震

深夜。震度2の地震に飛び起きる。
震度3かと思っていたら、「震度2」という発表に、
家の下が緩んでいるせいか・・・と不安にかられる。

2010年9月21日 (火)

事故発生

現場で事故が起きました。
消防車、救急車、パトカーが来て、周辺は騒然となりました。
怪我人が出ましたが、命に別状はないようです。
ただ、本日の工事は中止となった模様です。
本当に大丈夫なんでしょうか、工事。

2010年9月18日 (土)

公園で漏水(工事現場南側)

工事現場南側の公園です。
水浸しになっていたので、よく見てみると、地中から水が湧き出ていました。

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地下に埋設されている配水管が外れていたようです。
朝からタワークレーンが動くたび、家が揺れていたので
ずれてしまったのでしょうか。
これで2度目です。

入り口では亀裂が広がり、段差が出てきています。
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