熊本、民主党県連事務所に消火器　「不満の表れだ」と職員

　１７日午前８時４５分ごろ、民主党熊本県連（熊本市）の事務所入り口のガラスが割れ、消火器が投げ込まれているのを出勤してきた職員が発見、１１０番した。職員らにけがはなかった。県警は器物損壊事件として調べている。

　県連によると、議員の個人事務所への嫌がらせなどは過去にあったが、同県連へのこうした被害は初めて。職員は「民主党に対する不満の表れだろう。今後防犯カメラや機械警備の設置を検討する」と話している。

　県警などによると、入り口前にはピンク色の粉が散乱しており、消火剤をまいたとみられる。ガラスは直径約５０センチの円形に割れ、消火器は入り口から約６メートル離れた事務所内に落ちていた。