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オリ韓流コンビで島おこし

2011年01月17日
スポーツ

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【プロ野球】オリックスがメジャー124勝右腕・朴賛浩投手(37=前パイレーツ)と李承燁内野手(34)の獲得に沸いている。秘めた底力もさることながら、韓国での人気が絶大な2人がコラボすれば営業面で莫大な利益を生むからだ。球団だけではない。キャンプ地の沖縄・宮古島も、島おこしの起爆剤として“韓流ダブルスター”を熱烈指名した。


 韓国初のメジャー選手で、野茂英雄氏が保持していたアジア人メジャー最多勝の記録を塗り替えた朴賛浩と、国民的大砲・李承〓の合体。球団幹部は「日本でいえば、それこそイチローと野茂が一緒のチームでやるようなものですからね」とウハウハだが、そんな2人に熱い視線を注ぐのが宮古島だ。2月のキャンプで韓国マスコミやファンが落とすマネーはもちろん、その先のビジネス展開に向けても絶好のチャンスと捉えているのだ。
 同島観光協会の関係者はこう打ち明ける。「2人には本当に期待しています。もともと今後は韓国の開拓にも力を入れなければいけないなと思い、韓国プロ野球チームのキャンプやゴルファーの自主トレ地として韓国へ誘致活動に行ってるんです。もちろん、一般の韓国人観光客もどんどん来てくれるようになってほしい」。その上で「最終的には韓国—宮古島間に、チャーター便を飛ばせるようにできればと思っている。2人の宮古島での様子が韓国のテレビや新聞で報じられれば、可能性は広がります」と期待した。
 支援態勢もバッチリだ。朴&李コンビと韓国報道陣、ファンの胃袋対策として、同協会は「飲食店にはマッコリを用意しておくようにします。昨年まで韓国の野球チームがキャンプを張っていたし、島には韓国語をしゃべれる人が何人かいる。2人はもちろん、韓国の報道陣が食事に出るような時は、いつでも呼び出せるように準備をしておきます」ときっぱり。
 さらに、島で唯一の韓国料理店「め組」を営む竹内義行氏(55)も「大歓迎です。私は両親が韓国の済州島出身で韓国語もしゃべれますし、メニューにない料理でもリクエストしてもらえれば何でも作ることができます。キムチは自家製ですし、満足していただけるはずです」と胸を叩いた。 キャンプインまで1か月足らず。宮古島は“韓国特需”を信じて疑わない。

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