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美しすぎる女子プロゴルファー竹村真琴20歳の誓い

2011年01月17日
スポーツ

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晴れて成人式を迎えた女子美しすぎるプロゴルファー、竹村真琴(20=JTB西日本)が、今年の目標を「出る試合はすべてトップ10入り」に定めた。実質プロ1年目だった昨年は賞金ランク90位と低迷。QTも不振で今年は出場試合数が限定されることになった。来季のシード権獲得に向けた戦いは既に始まっており、今オフは〝大尻化〟覚悟のトレーニングに励んでいる。

2009年12月のファイナルQTを8位で通過して、10年シーズンはほぼ全試合の出場権を獲得した。ところがフタを開けてみれば出場31試合で予選通過は、わずか7試合。大きな壁にぶち当たった。

竹村:ここまでヒドいとは思いませんでした。アマチュアでツアーに出ていた時は予選を通るのが普通。三十何試合も出られるんだから、だいたいは通るかな…と。予選落ちを気にするとは思っていなかったし、シードも取れるかな、優勝争いもできればいいなと思ってました。

開幕から5戦連続で予選落ち。6月からは8試合続けて同じ壁に跳ね返された。

竹村:開幕の「ダイキン」でドライバーが良くなくて、そこから悪いイメージを引きずったままになってしまいました。「また失敗しそう」と考えてばかりで、ティーグラウンドに立つのが怖かった。恐怖心で毎週試合に出るのが嫌になっていました。私なんか出ても意味ないんじゃないかと…。試合の前の日は、朝が来てほしくないと思ってました。

そんな絶望感を払拭するキッカケとなったのが9月の「ミヤギテレビ」最終日に、申ジエ(22=韓国)と同組で回ったことだった。

竹村:フェアウエーからダフってバンカーに入れたんですよ。うわあ、(前年の米ツアー)賞金女王もそんなミスするんやって、何だか安心しました。でもミスした後、笑ってるんですよね。そしてピタリと寄せてパーセーブ。私やったら「何でこんな所からバンカーに入れんねん」て自分に怒って簡単にボギーを叩いてる。ドライバーの飛距離はそんなに変わらなくて、2打目は同じような所から打ってるのに、そこからどれだけ違うんだ、と。トッププロは気持ちの切り替えがうまいって、こういうことなんや、と分かりました。

悪夢のシーズンを悔やんでも仕方ない。竹村の視線は既に今季の戦いに向いている。出場試合数が限られる現実も織り込み済みだ。

竹村:去年の私と同じような立場でシードを取った人もいますよね? 試合が少ないということは、それに照準を合わせられると前向きに考えます。去年は悪い所を修正する間もなく毎週次の試合、ということの繰り返しだった。間隔が空くことで早めにトーナメント会場に入って、たっぷり練習ラウンドすることができる。出る試合はすべてトップ10を狙います。

過去10年で、主催者推薦でしか試合に出られない状況から賞金シードを獲得したのは、03年の片山真理と東尾理子の2人だけ。これに続くために〝肉体改造〟に取り組んでいる。

竹村:仲田健トレーナーにも言われて、ジョギングからダッシュまで、下半身を強化することが課題なのでとにかく走ってます。お尻を大きくして、体重が増えれば稼ぎも増える。下半身が安定すればドライバーも飛ぶようになる。ヒップが3桁になっちゃうのはちょっと…ですけど、その手前までは行く覚悟で頑張ります。前は体重が増えるのは嫌でしたけど、今はゴルフをやめてからまた落とせばいいと考えるようになりました。

「つよかわ」を信条として、太ることを極端に嫌っていた以前に比べると大きな心境の変化だ。とはいえゴルフから離れた時間、20歳の女性として世間一般の若者のような生活にあこがれはないのだろうか?

竹村:合コンってやってみたいなと思ったことはありますね。前にクミちゃん(金田久美子)と「合コンしたいね」「うん、やろう」と盛り上がったことがあるんですけど、2人とも経験がないから段取りが全くわからなくて…。

美女2人が揃った合コンは盛り上がること間違いなしだが、結局は実現しなかった。それでもやっぱり「女の幸せ」には興味がある。

竹村
去年(東尾)理子さんの結婚式に出させていただいて、初めてウエディングドレスを間近で見たんです。いいなあ、着てみたいなあと思いましたね。それと指輪交換のシーンとかにも憧れますね。

自身が純白のドレスを切るのはいつ頃になると考えているのか? そしてお相手は?

竹村:ゴルフをやるのは26〜27ぐらいまでかなと思ってます。体力というよりメンタル的に続くのがそれぐらいかな、と。(結婚相手の理想像は)優しくてかまってくれる人。私は1〜2年はじっくりお付き合いしてから結婚を決めるタイプだと思います。でもゴルフをやめる前に、一度は優勝したい。そのためにも今年頑張って、来年のシード権を取れるようにしたいですね。

【プロフィル】たけむら・まこと 1990年5月11日生まれ。大阪府出身。父の影響で9歳からゴルフを始め2001、02年は「関西小学生選手権」連覇。04年「全国中学生選手権」、 05年「日本ジュニア」などアマチュアで数々のタイトルを獲得。08年の「日本女子オープン」ではローアマとなった。09年のプロテストに一発合格。同年12月のファイナルQTで8位となり、10年シーズンはレギュラーツアーにほぼフル参戦した。得意クラブはドライバー。家族は両親と姉 2人。157センチ。

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