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プレミア

詰め切れない小沢疑獄と変わらないマスコミと権力の癒着


「噂の真相」元編集長・岡留安則が嘆く雑誌ジャーナリズムの諸行無常



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岡留安則氏。

「噂の真相」休刊から6年。かつてはスキャンダリズム全開の誌面構成で、多くの読者の心をわしづかみにした岡留安則氏。国策捜査と批判された小沢問題を筆頭に、現在のスキャンダル報道をどう見ているのか──。

──早速ですが、最近のスキャンダル報道でもっとも注目しているニュースはなんですか?

岡留 やっぱり検察による一連の小沢一郎捜査だね。これまでいろんな国策捜査を見てきたけど、今回ほど露骨なものは前例がない。検察の狙いは、明らかな"小沢潰し"。検察は霞が関改革を進めようとする民主党の要・小沢を政権交代前から狙っていて、「捜査すれば何か出てくるだろう」というお決まりのパターンでやったけど、結局、起訴まで持っていけなかった。完全に検察の敗北だよ。

──疑惑を報じる報道も、当初からかなり偏っていた印象があります。

岡留 「司法記者クラブはいったいどうなってるんだ」って思うほどの御用報道だったね。連日、検察がリークする「小沢は悪の金権政治家」という情報を嬉々として書きまくっていた。その点では検察のマスコミ操作は成功していたわけだ。もともと検察の記者会見なんて一方的だけど、司法記者はネタが欲しいから逆らえない主従関係。検察は、長い間批判に晒されてこなかったせいで、ますます傲慢になってきているね。

──ところが暴走した検察は、最終的に小沢を在宅起訴すらできなかった。

岡留 本当なら、今こそ司法記者たちが、特捜検察の捜査ミスをしっかり検証して書くべきなんだけど、それもない。「週刊朝日」が石川(知裕議員)の女性秘書に対する強引な事情聴取を報じていたし、そもそも捜査の唯一の根拠になった証言をしていた水谷建設の元会長だって脱税で獄中にいる人間。過去には暴力団や北朝鮮との関係も噂されるなど、いかにもスジが悪い。ここまで行くと検察の"情念国策捜査"だね。にもかかわらず、大手メディアはその部分になかなか触れようとせず、それどころか、「小沢が幹事長を辞任するまで、検察リークに乗り続けるぞ」って勢いだった(苦笑)。

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2010.03.17 水  



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