日本「良くなるのに30年」 連合調査、将来不安根強く1年後に「日本が今より良くなっている」と考える人は8・5%にとどまり、30年後にようやく「良くなる」と考える人の割合が半数を超える。連合が15~59歳の男女千人を対象にしたアンケートで、こんな実態が明らかになった。 「自分の将来に不安を感じることがある」人は93・0%に及んだ。連合は「政界も経済界も日本のあるべき姿を示し得ていないために、将来に不安を抱く人が多いのでは」としている。 日本の1、5、10、30年後についてそれぞれ「今より非常に良くなっている」、「ある程度良くなっている」と回答した人の合計は1年後が8・5%、5年後が32・6%、10年後が46・5%で、いずれも半数に届かなかった。30年後は51・6%だった。 【共同通信】
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