事件木更津に「中華街?」 中国の土地買収深刻 ニッポンの無警戒さ浮き彫り+(1/3ページ)(2011.1.16 21:41

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木更津に「中華街?」 中国の土地買収深刻 ニッポンの無警戒さ浮き彫り

2011.1.16 21:41 (1/3ページ)
千葉県木更津市のホテルにそびえ立つ「中華門」(宇都宮尚志撮影)

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千葉県木更津市のホテルにそびえ立つ「中華門」(宇都宮尚志撮影)

 全国各地で中国系資本など外資による土地買収が深刻な状態になっている。水源地や森林だけでなく、中国資本は企業を買収して「中華街」のような街を作ったり、中国領事館が市中心部の広大な土地を買収しようとしたケースもある。背景には、経済成長著しい中国に期待する地方の疲弊があるが、中国の席巻によって危惧される景観や治安といった面への警戒感は伝わってこない。

そびえたつ「中華門」

 千葉県木更津市の中心街に6年前、中華街を思わせる巨大な「中華門」がそびえ立った。地元住民からは「中華街を作るのか」といった声が聞かれた。

 「中華門」の所有者は、中国資本に買収された老舗ホテル。このホテルには中国人向けの送迎バスが発着し、旧正月となる2月の予約も既に埋まっているという。

 木更津市は平成16年、水越勇雄市長自らが訪中し、観光PRの「トップセールス」を行った。「手をこまねいていてはいけないと考えた」と水越市長。これを契機に中国からの進出が加速した。

 同市の中国人宿泊客は右肩上がりに増加。ホテルを対象に、中国人宿泊客を取り込むための勉強会も行われている。

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千葉県木更津市のホテルにそびえ立つ「中華門」(宇都宮尚志撮影)
中国総領事館への年内売却が見送られた旧万代小学校跡=新潟市中央区東万代町
中国が駐新潟総領事館の移転先候補として買収を目指した旧万代小学校跡地=新潟市中央区東万代町
10月25日付で移転、業務を開始した新しい中国総領事館=新潟市中央区西大畑町

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