ＮＨＫの「ニュースウオッチ９」（月～金、後９時）でキャスターを務める青山祐子アナウンサー（３８）が結婚することが１６日、スポーツ報知の取材で分かった。お相手は医療福祉関連会社の役員を務める都内在住の一般男性（３７）。近日中にも入籍し、今年３月には挙式・披露宴を予定している。青山アナは妊娠しておらず、結婚後も仕事を続ける予定で、今後も看板アナとして活躍していく。
ＮＨＫの顔として、国民的人気を集めてきた青山アナが、生涯の伴侶を得た。ハートを射止めたのは、１歳年下の会社役員。複数の関係者の話では、すでに双方の家族に結婚の意向を報告しており、近日中にも入籍、３月には都内で挙式・披露宴を行う予定という。
２人が知り合ったのは３年前。知人の紹介で出会い、当初から青山アナは猛アタックを受けていたようだ。しかし、「ニュースウオッチ９」のスポーツキャスターからメーンキャスターに交代した時期で、新たな分野を託された責任感から、青山アナは仕事優先の姿勢を貫いた。休日に趣味でもあるゴルフ、カラオケなどに行き、友人関係を続けてきたそうだ。
本格交際に発展したのは、青山アナの仕事への熱意がポイントだった。「スポーツからニュースの担当になったことで、勉強熱心な彼女が自然と彼に引きつけられた」と、ある関係者。お相手の男性は幼少時代から米国で育ったバイリンガル。世界的にも有名な名門、米・コーネル大学で政治経済学を専攻していたこともあり、時事問題について話ができる相手として、２人が会食を重ねる回数が増えていった。青山アナの誕生日が１２月２７日で、昨年、このタイミングでプロポーズされ、結婚がトントン拍子で具体化したようだ。
青山アナは９９年に長野から東京に異動後、ＮＨＫのスポーツ女子アナのエース的存在になった。広島女学院高時代に新体操の選手として活躍し、筑波大では弓道で全国大会優勝の経験もあるスポーツ万能。お相手の男性も米国での学生生活でアメリカンフットボールに熱中した、さわやかスポーツマンで、まさにお似合いだ。
青山アナは結婚後も仕事を続けていく予定。これまで浮いたウワサがなく、明るい笑顔でお茶の間の人気を独占してきたが、今後は妻という新たな魅力も加わり、さらなる活躍を続けていく。
◆青山 祐子（あおやま・ゆうこ）１９７２年１２月２７日、広島県出身。３８歳。筑波大体育専門学群卒業後、９５年にＮＨＫ入局。長野放送局を経て、現在は東京アナウンス室。これまでに「ニュース１１」「サンデースポーツ」「サタデースポーツ」でスポーツキャスターを担当。０６年２月のトリノ五輪でメーンキャスターを務めた後、同年４月から「ニュースウオッチ９」でスポーツキャスターを、０８年４月から同番組のメーンキャスターを務める。
[2011/1/17-10:29 スポーツ報知]