2011年1月17日
秋田と東京ディズニーリゾートを往復するJR東日本の寝台列車「わくわくドリーム号」が今年度でいったん休止する。古くなった車両を交代するためだ。再開は、今秋になる予定という。
1992年に運行を始めた「わくわくドリーム号」は今年で20年目を迎えた。金曜日夜に青森や秋田、鶴岡(山形)などの各駅を出発し、翌朝にディズニーランドの最寄り駅、千葉・舞浜駅に到着。土曜日夜、帰路につく。昨年末までに約3万6千人が利用した。
JR東日本秋田支社によると、ドリーム号は「583系」と呼ばれる車両。内部の座席は3段の寝台にもなる特別な仕様になっており、列車をカメラで撮影する鉄道ファンも少なくないという。
6両編成の車両はすでに40年以上たっており、廃車となる見通しだ。そのため、別の支社の「583系」を秋田へ運び、整備・改装したうえで、「新わくわくドリーム号」として運行する。
今後は1月21日出発のほか、3月までに4回運行する予定だ。3月25日出発のツアーがラストランになる。